1人暮らしや2人暮らしにAQUA AQR-18Dを写真付口コミレビュー!!評判どおりの性能?
AQUAブランドから登場しているAQR-18Dは容量のわりに低価格なのでコストを考える人は候補に挙がってくるモデルですが、今回はこのAQR-18Dについて写真を交えてレビューをお届けします。
どんな人に向いているか
AQR-18Dは幅が52.5cmと一人暮らし用の冷蔵庫としては少し幅が広めになっています。奥行きは57.6cm。
人気の三菱MR-P15Yや17Yは幅48cm奥行き59.5cmなので奥行きを抑えて幅広といった感じです。
幅を広げることによって容量を確保しているようです。また大き目のレンジを上に置くことができるのもポイントですね。
料理をするので買いだめをしたい、高性能なオーブンレンジを置きたいといった1~2人暮らしの人におすすめです。
外観

鮮やかな色にひかれて赤色を選択、正式にはルージュです。
なかなか新鮮な感覚にしてくれます。キッチンでも一際目を引くカラーです。

横から。金属部分はこの価格帯にしてはなかなかの質感です。

冷蔵室の扉上部にあるAQUAのロゴ。特にこったところはありません。

冷蔵室の扉上部左側です。扉が空けやすいように窪みが設けられています。
全体的に質感としてはまずまずです。プラスチック部分は若干安っぽく感じられますが価格帯を考えればこんなものなのかもしれません。
冷蔵室

冷蔵室は3段の棚と一番下のフリーケースという構成にになっています。最上部にはLED庫内灯を装備。
棚はプラスチック製ではなくガラス製なので重みはありますが、お手入れに関しては楽だと思われます。
棚を設置する場所が5箇所あるので保存する物の大きさに合わせて配置を変更できます。

上から3段目には冷蔵室と冷凍室の温度調整のためのダイヤルが付いています。
詰め込みすぎない限りは弱で問題ないでしょう。

フリーケースのトレイは真ん中に出っ張りがあって収納容量が若干減ります。おそらく裏側にあるコンプレッサー分の出っ張りだと思われます。

トレイは棚受けのくぼみとガラストレイの小さなでっぱりで動かないようになっています。
でっぱりが小さいので簡単に取り出せます動きやすいとも言えます。
ドアポケット

最下段には2Lのペットボトルが4つ入ります。
2段目は500mlのペットボトルがぴったり入る高さです。前後に2つ並べて入れることはできませんが、400mlちょっとの角ばったタイプのペットボトルなら前後に2つ並べて保存することができます。
ケチャップやマヨネーズなどの調味料の保存をする場所となりそうです。

最上段は小物を保存用ですね。玉子を保存するためのケースはありませんので別途購入するかパックのまま保存することになりそうです。
冷凍室

冷凍室は2段のケースになっています。容量は54L(食品収納スペース目安は37L)となかなかの容量。
上段にはカップのアイスクリームや小さいものを保存するようになっています。ただ、残念なことに製造段階で混入したのか、上段トレイのプラスチックの中に小さなゴミが入っていました。(写真中央やや右寄り)写真を拡大して見ないとわからないレベルですし特に問題は無いのでそのまま使用しています。
トレイ左側には付属の製氷皿をセットできるようになっていて氷が作れます。

製氷皿をどけたところ。この左側の部分にできた氷を溜めるようです。製氷皿はありますが、氷をすくうスプーンが無いので用意してもいいかもしれません。

冷凍室下段。なかなかの大容量です、仕切りは無いので冷凍食品を重ねて保存することになりそうです。収納ケースや仕切りなどを別途購入して使うのもいいかもしれませんね。

冷凍室は上段、下段とも取り外して洗うことが可能です。まるごと外せるのはお手入れに便利です。
冷えや騒音はどうか
冷蔵室、冷凍室ともに冷えは問題ありません、上位モデルと違って特別な機能も搭載していませんから可もなく不可もなくといった感じです。
音に関しては設置初日はブーンという大きめの音がしていましたが、安定してからは音はほとんど聞こえません。大量に食品を追加したりしない限りは全く問題無いレベルでしょう。
省エネ性はどうか
年間消費電力量は320kWhとこのクラスの冷蔵庫としては特筆すべきものではありません、他の冷蔵庫とくらべて電気代に関してはほとんど差を感じないレベルでしょう。
10年以上前のような旧型のモデルからの買い替えならば省エネに大きく貢献してくれると思われます。
容量が欲しい人や色にこだわる人注目のモデル
1人暮らしでも容量が欲しい人やちょっと目を引くカラーを求めている人にぴったりのモデルと言えそうです。
特に使用上大きな不満は感じませんし、大容量の冷凍庫は食品の買いだめや作り置きに重宝しそうです。
追記:ドアを開け閉めするとは多少ガタガタ揺れます。上に電子レンジを乗せていても使用上問題はありませんが安定感がほしいという人はよく検討したほうがいいかもしれません。また、冷凍室のドアは手をかける部分がくぼみになっているのでこの部分に汚れが溜まりやすいです。
後継モデルについて
幅52.5㎝で容量が184Lのシリーズは2018年モデルのAQR-18Gを最後に発売されていないようです。
幅52.5㎝で容量の近いモデルとなると201LのAQR-20Jか168LのAQR-17Jでしょう。