電子レンジの値段相場と価格帯による性能の違いを考える

2023年10月26日オーブンレンジ,選び方

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ひとくちに電子レンジといってもいろんな価格帯のレンジがありますよね。

昔は電子レンジなんて高嶺の花なんて時代もあったようですが、現在ではすっかり家庭に普及したこともあって安価なモデルから高価なモデルまでいろんな製品が登場しています。

となると、どのくらいの価格の製品を購入するべきか思い悩むことも出てくるのではないでしょうか。そこで、今回は電子レンジの価格はどの価格帯について考えてみたいと思います。

どんな価格帯があるのか・相場は?

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レンジの価格はピンからキリまでありますが、そのピンとキリはどのぐらいまでなのか見てみましょう。価格COMさんなどを参考に価格を調べてみると・・・(ガスオーブンレンジは除外してます)

  • 最安値・・・6000円弱
  • 最高値・・・170000円弱

でした。実に16万円以上の差があります。6000円のものはレンジ機能だけ、17万円のものは高機能なセンサーを搭載し自動調理モードも多彩ということで機能もピンからキリまであるなといった感じです。

とまあこれが分かったところではどのぐらいの価格帯を買うべきか全然判断がつかないと思うので、ある程度価格帯を絞って見てみます。

あくまでもネット上の最安値ラインで探しているので量販店などで見る際は1~2万上乗せが必要かもしれません。

性能と価格帯を合わせて考えてみる

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最上位モデルは9万円~

各社、便利機能をつぎ込んだ最上位モデルとそれに次ぐモデルはこのあたりの価格帯です。発売直後は価格が高いですし、発売されて1、2年経過しても販売されているモデルは価格が安くなっているので一概にこの価格内とは言い切れませんが、このぐらいの価格に収まるモデルが多いような気がします。

この価格帯はカラータッチパネルを搭載していたり、スマホ連携が可能だったり調理以外の使い勝手も考慮されている機種が多いです。

正直コスパでいったらあんまり良くないと思います。新しいものが好きで新機能に触れたい、高級感を味わいたいという人向けです。

↑ごめんなさい。パナソニックのNE-BS2600とか13万以上しました。10万円台までのモデルが多いですが、これを大きく超えるモデルも存在します。

ミドルハイスペックの6~9万円

このあたりはハイスペックモデルにくらべると機能は落ちますが、メーカーがウリとする機能を搭載したものもけっこうあって、新しい機能を使ってみたいけど予算はある程度抑えたいという人に向いていると思います。

シャープのまかせて調理(冷凍と冷蔵など温度の異なる温度の食材を同時調理できる)を搭載したAX-AW600などがこのラインです。

また、東芝の350℃まで設定可能なオーブンレンジER-TD5000も8万円台です。2020年現在、ガスを除くオーブンレンジでの最高温度は350℃(ハイスペックモデルだろうがミドルモデルだろうが5分しか使えないけど)のはずなので、最高温度の面ではハイスペックモデルと変わりありません。

ミドルクラスの3~6万円台

このクラスがまあバランスがいいのかなと思ったりするラインです。最近はターンテーブルの無い庫内フラットモデルが多いですが、センサー機能の弱い格安モデルでフラットにすると温めムラが出やすいですし(以前ヨドバシカメラの店員さんに聞いた)、ある程度センサー機能も揃っているこのあたりの価格帯がいいんじゃないかと思う次第です。

センサーは赤外線センサー+温度センサー、など複数搭載しているものがけっこうあります。

また、この価格帯なら水蒸気を100℃以上に加熱して調理に使うことで栄養素を保持できるという「過熱水蒸気」機能を搭載したモデルもけっこう選択肢がありますし、オートメニューも豊富なものがあります。

売れ筋の東芝ER-TD3000。最高300℃のオーブン機能、8つ目赤外線センサーと
温度センサー搭載など上位モデルには劣るもののこだわりの無い人からすれば十分な機能といえるでしょう。

1~3万円

この価格帯でも複数のセンサーを搭載したものや、過熱水蒸気機能を搭載したものがありますが、選択肢がかなり少なくなってきます。しかもネット最安値で3万ぎりぎり切るぐらい。

この価格帯でもある程度性能が欲しいなら発売時より価格が下がって3万円を切ったぐらいのモデルが狙い目だと思います。発売後1年前後で新モデルが出てお買い得価格になることが多いです。

1万円ちょっとのモデルは「とりあえずレンジとオーブンが使えますよ」みたいなモデルが多い気がします。とりあえず使えりゃいいし、レンジを使うときは自分で時間設定しますよという人向けです。

1万円以下

1万円以下はオーブン機能は搭載されておらず、電子レンジの機能のみのモデルです。

ほんとに温めさえできればいいという人向けです。

日本の電気は地域によって50Hzと60Hzがありますが、あまり安いモデルだと「東日本でしか使えない」「西日本でしか使えない」という物もあるので一応注意しておきましょう。

アイリスオーヤマのIMB-T176-5は東日本で使えるモデル、IMB-T176-6は西日本で使えるモデルと使う地域で購入するモデルを変えなければなりません。

宝の持ちぐされにならないように注意しよう

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ということで価格帯と性能をチェックしてみました。

よく聞く話は「せっかく高機能なモデルを買ったのに全然活用していない」というもの。

あれこれいろんなモデルを見ているうちについつい高スペックなモデルが欲しくなってしまうものですが、

本当にその機能使うの?

というところを考えてみましょう。

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