炊飯器の銘柄炊き分けって美味しいの?パナソニック・象印・タイガー・三菱電機の口コミ
最近の炊飯器に搭載されている銘柄炊き分けの機能。お米のブランドに応じてそのブランドに合った炊き方で美味しく炊き上げてくれるとのことですが、実際のところ美味しくなるんでしょうか?
クラウドワークのサイトで口コミを募集してみたところ、今回はパナソニック、象印、三菱電機、東芝の炊飯器を使っている方からコメントをいただけましたのでご紹介します。
ちなみにアイリスオーヤマの炊飯器に関しては単独で記事がありますのでそちらをご覧ください。
銘柄炊き分けを実際に使った人の口コミ
パナソニック SR-VSX1シリーズ使用
コシヒカリを炊いてみました
銘柄炊き分けで炊くと、炊きあがりで蓋を開けた時から香りと見た目が違うなと感じました。表面からお米の粒が立っており、膨らみ方に変化があります。
また、見た目もみずみずしくてツヤが増している気がします。食べた時に一粒一粒の弾力を感じることができ、甘みも強いと思いました。
普通炊きするよりも弾力もボリュームも増すので、食べごたえがあります。
炊飯器を開けた瞬間にお米の香りが強くするのも銘柄炊きを使用しているからかと思います。
Re
パナソニック SRVSX1シリーズ使用
魚沼産コシヒカリを炊いてみました
家電好きの弟が買ってくれました。玄米も食べるのですが玄米が白米のように美味しいです。白米は銘柄別に炊き分ける、温度、圧力、スチーム?と嘘のような機能を搭載しています。
実際に炊いてみると、コシヒカリは雑味が無くスッキリした持ち味を活かすそうで、スチーム、圧力はなしででした。
白米ってこんなに美味しかった?と言うようなみずみずしい味わいで、お米一粒一粒が輝いていました。
お米の持ち味、個性を研究したとのことですが、こんなに理想の炊き方が出来るとは思いませんでした。
本当に美味しくて、食べすぎてしまいます。
ゆり
パナソニック SR-VSX100使用
北海道コシヒカリを炊いてみました
普通にお米を設定せずに炊いても美味しいのですが、食感は少し柔らかめになりました。甘さはちゃんと出ますが、コシヒカリの大粒が何となくもったいないような、ぺったりとした見た目となりました。
しかし設定して銘柄炊き分けモードにすると、見た目はつややか、食感までふっくらとしました。どちらももちろん美味しいですが、芯にあるコシまで感じられそうな後者はやはりちょっと違うなと思いました。ずっと同じお米を食べ続けているからこそわかるような微妙な変化です。人によっては普通に炊いても美味しいと思われそうですが、銘柄の特徴が出るのは炊き分けモードかなと思いました。
なこ
パナソニック SR-SPX107使用
ゆめぴりか・あきたこまち・コシヒカリを炊いてみました
数種試しましたが、どれもお米一粒一粒が立っていて、お米の粒を嚙めるような炊きあがりになります。食感は、やわらかいご飯に慣れているとやや硬めに感じるかもしれません。
見た目にもつやが出ますし、ふっくらとして香りもいいです。炊き分けを使用しなくてもそれなりにいいと思うのですが、使用してベストコンディションのご飯を食べた後だと味気ないなあと感じるくらいには違いが出ます。なにより、保温していてもぬか臭くなりにくいのがうれしいです。
あんこ
パナソニック SR‐VSX108使用
あきたこまち・晴天の霹靂・ゆめぴりかを炊いてみました
炊き分け機能で美味しく炊けたのかどうかイマイチ実感がないです。
炊き分け機能があることでちょうどよい加減ができているそうですがその差は気づくことはできません。
色んな銘柄を試して食べたいので、この機能はとても魅力がありましたが、自分の味音痴で残念です。
お米の銘柄はどんどん増えていくので自動的にアップデートしてくれたらいいなと思います。
いつもダイエット用の他のお米と普通の銘柄米をブレンドして使用しているため、いつも普通のモードで炊いているのが現状です。
めぐめぐ
パナソニック SR-VSX100使用
コシヒカリを炊いてみました
コシヒカリと言うお米は適度の粘りと甘みが特徴の、やや柔らかめのお米で、この炊飯器で炊いたコシヒカリは表面がつやつやに炊き上がって、見るからに美味しそうな炊け具合で口に入れたときの感触は粒立ちの良さがこれまで食べていたものとはまったく違って別の米を食べているようで本当に衝撃を受けました。
そして、柔らかめとはいえ、しっかりとしたハリが米に出来るので、シンプルな卵かけごはんだけで食べていても全く飽きないようなおいしさがあります。このように、SR-VSX100には58もの銘柄米の炊き分け機能が搭載されているので、その銘柄によった炊き方で最高の美味しさを引き出してくれるので最高に使える炊飯器といって良いと思います。
ケン
象印 NW-ES07使用
コシヒカリ・ミルキークィーンを炊いてみました
基本的に日常食べるお米はコシヒカリですが、冷めても美味しいのでおにぎりにしたり、ご飯の味をしっかり味わいたい時にはミルキークィーンを食べています。
銘柄炊き分けを使用してみましたが、明らかに違っていました。スチームもコシヒカリはありですがミルキークィーンはなしです。
圧力はミルキークィーンは長めでコシヒカリは短めです。
これらの違いがどのように変化をもたらしているのかそこまで詳しくないので分かりませんが、でも炊き上がる前から炊飯器からの出るお米の香りはすでに違っていました。
実際炊き上がってみるとコシヒカリはお米が一粒一粒立っていました。そして粘り気が少しあります。
ミルキークィーンはお米とお米の粒が重なり合ってる感じです。食べると甘みのあるお米ですが、炊飯器を開けた瞬間からすでにそんな香りがしていました。
これだけ炊き分けに違いがあるので十分満足ではあるのですが、銘柄だけでなく産地によってもさらにお米の味は変わるので銘柄にプラスして産地分けも簡単にできる炊き分け機能があればもっとお米の美味しさを味わう事ができるのかなと思いました。
お米大好きさん
タイガー JPA-X100使用
ゆめぴりか・ななつぼし・コシヒカリを炊いてみました
銘柄炊き分け機能に関して、ゆめぴりかを使用して食べ比べもしましたがお米の柔らかさが若干変わった様な気がしますが風味や炊き上がった見た目の変化は余り分かりませんでした。
難点といえばネット利用をしないといけない点です。メリットといえばネットを利用するので機能のアップデートが可能な点です。炊き分け機能が更新されると考えると今後の向上が見込める点では未来のある炊飯器だと思います。
元々の性能が高く、信頼あるメーカーですのでオススメではありますが炊き分け機能を目当てに購入するのは微妙な所。
北海道米最高
三菱電機 NJ-AWB10使用
福島県中通りミルキークイーン・徳島県産あきさかりを炊いてみました
10年前の炊飯ジャーがこわれたので、奮発して購入しました。普段は地元福島県のミルキークイーンをネット購入しています。たまたまいつも購入しているお店でミルキークイーンが売り切れだったため、徳島県産のあきさかりを試しに食べてみました。
両方に言えることですが、「銘柄炊き分け」をすると、米一粒一粒がちゃんと立っている感じで、甘味が増している感じがします。炊き立てで食べればもちもちふっくらで、お米の甘味が濃い感じです。
ただ、炊き立てで食べないと、この甘みは感じられない。1日保温してしまうと甘味は減少します。
たべごろ保温で保温してますが、それでもやはり味は落ちる。お弁当など冷めてしまう場合は、銘柄炊き分けではなく「まとめ炊き」のほうがうまみは長持ちするように感じました。
「銘柄炊き分け」でミルキークイーとあきさかり、同じように炊けてしまうのかと思いましたがそうではなく、あきさかりはわりと粒がしっかりしていて甘い感じ、ミルキークイーンは柔らかくてかといってべたっとした感じではなく、もちもちした感じ、個々に特徴のある美味しさでした。
他の銘柄も炊いて味わってみたいですね。
しおやき
結局銘柄炊き分けで美味しくなるの?
実際に銘柄炊き分けを使っている方々から話を聞いてみましたが、明確に違いを感じている人もいればそうでない人もいて、普段どのぐらいご飯にこだわりを持っているかで機能の意味合いが違ってくる気がします。
ブランド米にこだわりがある人、「お米は良い物を」と決めている人なんかは細かな炊き分けをして自分好みの味を探っていくのが楽しいかもしれません。
逆に「特にこだわりが無いけどなんか良さそうだから」といった人が買うと効果を感じにくいと思います。
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