オーブンレンジのトースト機能・時間や電気代やメリット・両面焼けるおすすめ機種は?

オーブンレンジでトーストも焼けるとキッチン回りがすっきりするので1台で全てまかなってしまおうという考えでオーブンレンジにトースト機能を求める人もいると思います。
そこで今日はオーブンレンジのトースト機能について考えてみたいと思います。
トースト機能のあるレンジについて
シャープ、パナソニック、日立、東芝と有名メーカーのオーブンレンジでトーストが焼けるかどうか調べてみましたが、トースト機能が付いていない機能があるものの、トーストの焼ける機種も多々あり、機種を選べば焼けないことはありません。
ただし、設定の手間や仕上がり等トースターと異なることがいろいろとあります。
まあ、ひとことで言えば焼けるけどオーブントースターと同等を求めるのは厳しいといったところです。
オーブンレンジのトースト焼きの問題

・・・とこれでは記事が終わってしまうのでどんな点が違うのか、問題点について個別に触れてみたいと思います。
手間がかかる
オーブンレンジにもよるのですが、
- 余熱が必要になる場合がある
- ひっくり返す必要のある機種が多い
といった問題があります。トースト機能が付いていない機種は自分でオーブンの設定を調整しながら焼かなければなりませんし、トースターとくらべて手間が多いのが問題でしょう。
時間や電気代がかかる
オーブントースターなら3~4分も焼けばコンガリ焼き色もついて美味しそうに焼き上がりますが、オーブンレンジは機種にもよりますが少々時間が掛かって5分~10分ぐらいで焼き上がります。
庫内が広く温度が上がりにくいことなどが影響しているようです。
消費電力の違いもあるので一概に比較はできませんが、時間のかかるオーブンレンジのほうが電気代もかかりそうです。
美味しそうに焼けない
トースト焼きはオマケ程度の機種が多く、「パサパサになる」「焼き目がつきにくい」といった声が聞かれます。
仕上がりの面でもトースターに及ばない面があります。
なかなかメリットを見いだせないが・・・
といったわけで
- 手間
- 時間
- 焼き上がり
といった点が主な問題といえるでしょう。
ややデメリットが多いように思います。
「焼き上がりにこだわらない、電気代も1回数円の違いでしょ」という人ならばオーブンレンジで焼いてもいいかもしれません。
オーブンレンジで焼くメリットとは

オーブンレンジには天板が付属するものがあり、庫内の広いものだと天板に4枚のトーストを同時に置いて焼くことができます。一度に4枚を焼くことができるという点はメリットといえるかもしれません。
もう1つ明確なメリットはスペースを節約できること。電子レンジとトースターを別々に置く必要が無いのでキッチンスペースの節約になります。
一部の機種は美味しく仕上がったりする

というわけでデメリットのほうが多いわけですが、一部の機種ではグリルプレートによって裏返しが不用だったり、スチーム機能でパサパサ感無く仕上がったりする機種もあります。
こうした機種を使えば以外と美味しくトーストを仕上げることが可能です。
トーストにおすすめのオーブンレンジ
ということで人気どころの機種からトーストにもこだわった機種をピックアップしてみたいと思います。
パナソニック 3つ星 ビストロ

パナソニックのビストロシリーズの特徴の1つがグリル皿。両面グリル機能によって裏返すことなく調理ができるのでトーストも裏返すことなく焼き上げることができます。
NE-BS2700の場合はメーカーのカタログスペックではありますが、1枚の焼き時間が3分50秒ととても速いです。
参考リンク:パナソニック公式サイトひっくり返さずにトーストが焼けるスゴ技
NE-BS2700といった上位機種は非常に高価ですが、お手頃価格のNE-BS657といったあたりにもトースト機能があるので「ミドルクラスのオーブンレンジまでなら予算内!」という人にもおすすめです。
シャープ ウォーターオーブン ヘルシオ シリーズ
シャープのウォーターオーブンヘルシオシリーズもなかなか良好なようです。ウォーターオーブンとはシャープ独自の名称ですが、過熱水蒸気だけで調理ができるオーブンのことをいいます(ほかは過熱水蒸気とヒーターを併用している)。
このウォーターオーブンシリーズですが、AX-XA10には「あぶり焼き」という機能が付いていて、外はこんがり中はふんわりに仕上げてくれるようです。
参考:ヘルシオレシピ トースト
個人の型でもトーストをの焼き上がりを検証している方がいらっしゃったのでこちらのリンクも貼っておきます。
参考:【37枚焼いて検証】ヘルシオで最高のトーストを焼くには?
あぶり焼きの機能を使うにはシャープの最上位モデルやそれに次ぐモデルを購入しなければなりませんのでハードルが高いですが、ウォーターオーブンでもまずまず焼き上がりが良好なようです。あぶり焼きよりも時間が掛かって10分弱ぐらいになってしまいますが、こちらも候補としてはありかと。
ウォーターオーブン機能で良いならAX-AJ1(22L)、AX-XJ1(30L)といったあたりも候補に入り、5万円前後の予算で購入ができます。
いろんな調理機能があるのにトースト視点でオーブンレンジを選ぶのもどうかなあとは思ったのですが、おすすめはこのあたりです。
日立の2017年モデル
少し古いモデルになりますが2017年モデルの日立MRO-TT5もトーストを裏返すことなく焼くことができます。これまで紹介した2機種に比べると性能面で一枚も二枚も落ちる感は否めませんが価格が安く2万円台前半で購入することができます。
↓ちなみに当サイトには1世代前のモデルMRO-RT5について口コミをいただいています。
まだほかにもトーストの焼けるモデルはいろいろとありますが長くなるので3つのメーカーをピックアップしてみました。
これでも予算が足りないという人は素直にオーブントースターと電子レンジで使い分けるか、安いオーブンレンジでそれなりの仕上がりのトーストを食べていただくということでお願いします。
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