DREAME水拭き掃除機MOVA K30 MIX口コミレビュー・優秀な水拭き機能と吸引力のあるスティッククリーナー

2025年1月12日コードレスサイクロン,掃除機レビュー

今回のレビューはこちら。MOVA K30 MIXです。

商品のご提供をいただきましてレビューさせていただくことになりました。

MOVA K30MIXの特徴や基本仕様

K30 MIXは乾湿両用のオールインワン掃除機。特徴をまとめてみると

K30 Mixの特徴

・液体/固体汚れを一度で簡単に落とせる

・床と平行になる180°フルフラット設計

・デュアルエッジブラシで壁際もきちんとゴミが取れる

・常時キレイな水を流しながら、汚れた水をかき取ることができる

・自動モードで床の状態にあわせてパワー調節をしてくれる

・水拭き跡がほとんど残らない

・充電ベースでローラーブラシの洗浄と温風乾燥ができる

・モーターを付け替えてコードレススティッククリーナーとしても使える

といった感じになっています。

フルフラット設計や自動モード、温風乾燥などただの水拭き掃除機では無いぞという感じです。また、モーターを付け替えてコードレス掃除機として使えるというアイデアも斬新です。

次にK30 MIXの基本仕様もチェックしてみましょう。

浄水タンク容量600ml
汚水タンク容量縦置き時500ml
横置き時350ml
バッテリー容量7×2600mAh
充電時間5時間以下
最大稼働時間床洗浄:30分
吸引:50分
吸引力18000Pa
重量3.98kg

床と平行にできる水拭き掃除機ですが、平行にした場合は汚水タンクの容量が350mlに制限されるようです。

最大稼働時間は床洗浄時で30分、吸引のみの場合は50分となかなかの時間です。

吸引力18000Paとありますが、このPaという数字はヘッドの性能などが考慮されていないのであくまでも参考値として見ておきましょう。これだけの数値があればまずは十分なように思えます。

重量は3.98kgと通常のコードレス掃除機としては重いですが、水拭き掃除機としてはこんなものだと思います。

MOVA K30MIXをレビューして感じたメリットデメリット

結論を先に知りたい人のためにK30MIXを実際にレビューしてみてのメリットデメリット先にまとめておくと・・・

メリットデメリット
水拭き掃除機はケチャップやソース、液体汚れもしっかりと吸い取ってくれる・固形物にも対応2台分なので場所を取る
水拭き掃除機は壁際の液体もしっかりと吸い取ってくれる水拭き掃除機の充電ベースでしか充電できない
充電ベースには乾燥モードが搭載されていてブラシをしっかり乾燥できるスティッククリーナーはやや大き目でごつい
モーター部を付け替えてスティッククリーナーとしても使える斬新な設計スティッククリーナーのサイクロン部は水洗い不可
予備の回転ブラシ・フィルターが付属する
スティッククリーナーの吸引力も良好

といった印象を受けました。

水拭き掃除機としての基本性能が優秀な印象です。スティッククリーナーは少しゴツくて使いにくい面もありますが、水拭き掃除機のオマケとして考えれば悪くないと思います。

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MOVA K30MIX内容物一覧

ここからは実際にレビューした時の様子を写真を交えてご紹介していきます。

MOVA K30 MIX内容物一覧

こちらがK30 MIXの内容物です。

本体
ハンドル
モーターハンドル
ダストカップアセンブリ
延長パイプ
ソフトローラーブラシ
充電ベース
アクセサリースタンド
延長プレート
クリーニングブラシ
交換フィルター
予備の回転ブラシ
専用洗浄剤
説明書
操作ヒントと注意

となっています。水拭き掃除機とスティッククリーナー兼用ということでかなり数が多いですが交換用のフィルターと予備の回転ブラシが付属するのは好感が持てます。

MOVA K30MIXレビュー・本体

本体の正面と背面です。ハンドルを挿すとこのようになります。

ハンドルは一度挿すと背面の差し込み口付近にドライバーなど硬い物を差し込まないと取り外せないようになってます。

水拭き掃除機なのでタンク付近がやや膨らんだ形状になっています。また、自立式なのでちょっとした掃除の合間に立てておくことができます。

MOVA K30 MIX水拭きクリーナー側面
本体側面

MOVA K30 MIX背面ボタン

本体背面のアップ。

K30 MIXには音声ガイド機能が搭載されており、背面に音量を調節するボタンがあります。

大・中・小と消音があり、初期設定だと中に設定されているのですが、個人的には中だと大きい気がしたので小にして使っています。

また水タンクの取り外しボタンがあり、タンクの取り外しができます。

MOVA K30MIX口コミレビュー・モーターとバッテリー

MOVA K30 MIXのバッテリーとモーター

本体には着脱可能なモーターがセットされています。重さの感じからバッテリーも一体化している

このモーターはモーターハンドルなどと組み合わせることで水拭き掃除機とは別にスティッククリーナーとして使うことができます。

MOVA K30 MIXバッテリーの型式

型式はHMV24A。電圧は25.2Vとなっています。

MOVA K30 MIXの排気

排気は側面に。

MOVA K30 MIXのディスプレイ

こちらは上部。バッテリーの充電状況や動作モードを表示するディスプレイが設けられています。

モードの説明書きはシールになっていて剥がすことができますが、剥がすと分からなくなってしまいそうなのでそのまま使うことにしました。

MOVA K30MIX口コミレビュー・水タンク

MOVA K30 MIX水タンク

取り外した水タンク。浄水を入れる部分と汚れた水が溜まる部分が分かれています。

MOVA K30 MIX水タンクのハンドル

ハンドルが付いているので持ち上げると汚水部分の蓋が外れます。

MOVA K30 MIX水タンクのパーツ

水タンクの構造。

タンク部分と大き目の固形ゴミが溜まるフィルター、髪の毛などを受け止めるフィルターで構成されています。

MOVA K30 MIXのフィルター部分

タンク内部のフィルター部分。写真上側のくぼみのところに粒が大きめのゴミが溜まるようになってます。

MOVA K30 MIXのメッシュフィルター

こちらはフィルター。メッシュとフィルターとプリーツフィルターの二重構造です。

MOVA K30 MIX水タンク内部

タンクの汚水が溜まる側。

MOVA K30 MIXの浄水タンク部分

浄水が溜まる側。別に蓋が付いていてキレイな水を入れるようになっています。

MOVA K30 MIX水タンクのライン

押すタンク側にはMAXラインが2つ記されています(StandingとLie-Flat)。

この水拭き掃除機は床と平行のフラットな状態で使えると書きましたが、その状態だと汚水タンクは満タンまで使えません。「Lie-Flat」と書かれた350mlのラインまでとなります。汚水が逆流する可能性があるようです。

通常のように縦向きで使う場合は「Standing」の500ml。まで水が溜まっても大丈夫です。

フラットにすると容量が減るのはちょっと残念ですがちゃんとラインが記載されているのはありがたいです。

MOVA K30MIX口コミレビュー・ヘッド

MOVA K30 MIX水拭きヘッド

ヘッドは固定されていて着脱はできません。

左右の可動域は普通のコードレス掃除機と考えると狭いですが水拭き掃除機と考えると標準的だと思います。

MOVA K30 MIX回転ブラシの取り外し

ヘッドのカバーを取り外し、回転ブラシリリースボタンを押すとブラシが外れます。

ブラシは水拭き用とあってモップのような柔らかい素材で出来ています。ブラシというよりはソフトローラーという感じ。

MOVA K30MIX口コミレビュー・充電ベース

MOVA K30 MIX充電ベース

こちらは充電ベース。水拭き掃除機を立て掛けて収納し充電ができるほか、回転ブラシの乾燥機能も備えています。

MOVA K30 MIX充電中

充電ベースに水拭き掃除機をセットした状態。セットすると充電がはじまります。

MOVA K30 MIX充電時のランプ

充電中の液晶画面。充電状況は3つの緑色のランプで教えてくれます。

MOVA K30 MIX充電ベースの注意点

充電ベースの注意書き。

  1. 多湿環境での使用禁止
  2. 背面の吸気口を塞がない
  3. 排気口を塞がない
  4. 水洗いしない

といった点に注意が必要です。

MOVA K30MIX口コミレビュー・持った感じや取り回し

MOVA K30 MIX水拭きクリーナーを持ったところ

水拭き掃除機という事でヘッドのすぐ上に水タンクがあるので、持ち手付近にダストボックスを備えたタイプのコードレス掃除機と比べるとやや動かしづらい感じがあるかもしれません。

ただし、水拭き掃除機として考えると標準的な動かしやすさではないでしょうか。

MOVA K30 MIX水拭きクリーナーの重量

ちなみに本体とハンドルを含めた重さは約4090gで公称値より100gほど重めでした。

MOVA K30 MIX口コミレビュー・スティッククリーナー

続いてスティッククリーナーモードについて。

説明書には「ハンディ」と記載されていますが、どう見てもスティッククリーナーなのでスティッククリーナーとしてレビューさせていただきます。

MOVA K30 MIXスティッククリーナーへモーターの取り付け

水拭き掃除機の本体からモーターとバッテリーが一体化したユニットを外してスティッククリーナー側のハンドルユニットに取り付けることで動作が可能になります。

MOVA K30 MIXスティッククリーナー

コードレススティッククリーナー。

MOVA K30 MIXスティッククリーナーの操作ボタン

ハンドル部分に操作ボタンがあります。電源ボタンとモード切替ボタンの2つ。

標準モードと強力モードの2つのモードで使用ができます。

スティッククリーナーのフィルター周辺のパーツ

MOVA K30 MIXのスティッククリーナーのパーツ構成

スティッククリーナーのダストカップやフィルターの構成は写真のようになっています。

フィルターはサイクロンユニット、スポンジフィルター、プリーツフィルターの構成。

MOVA K30 MIXスティッククリーナーメンテナンス時の注意

ダストカップには取り外し・取り付けの注意点が書かれています。

また、サイクロンユニットについての注意点も。電子部品が付いているので水洗いができないとのことです。最近のコードレス掃除機でフィルター周辺が水洗いできないのはダイソンぐらいなので、この点はややマイナスポイントかもしれません。

スティッククリーナーのヘッド

MOVA K30 MIXスティッククリーナーのヘッド

ヘッドは中国製掃除機によくある感じ。

MOVA K30 MIXスティッククリーナーのヘッド可動域

可動域は前後に約90°。

MOVA K30 MIXスティッククリーナーのヘッド可動域2

左右には約120°といった感じでしょうか。

国内有名メーカーの掃除機にはやや劣りますが、中国メーカーの掃除機としては標準的なレベルかと思います。

MOVA K30 MIXスティッククリーナーのヘッド幅

ヘッドの幅は約23.9cmでした。ちょっと大き目な感じです。

アクセサリースタンド

MOVA K30 MIXアクセサリースタンド

アクセサリースタンドと延長プレートを組み合わせることでスティッククリーナーを収納しておけるスタンドになります。

MOVA K30 MIXアクセサリースタンド使用時

アクセサリースタンドにスティッククリーナーを収納した状態です。ここで注意したいのはモーター部とハンディユニットやダストカップ部分を外した状態で収納しないとバランスが悪くて倒れてしまう点です。

MOVA K30 MIXアクセサリースタンド使用時の注意点

スタンドにもこのように接続したまま収納しないように注意書きがあります。

スティッククリーナーも収納できるのは良いですが、毎回組み立ててから使わないといけないのは面倒です。また、充電をすることもできません。

スティッククリーナーメインの使用を考えている人には向かない掃除機です。

あくまでも水拭き掃除機のサブという位置付けでしょう。

持った感じ

MOVA K30 MIXスティッククリーナーを持ったところ

身長170cm弱の人が持った感じ。

持ち手の部分が腰よりけっこう上にきて若干使いづらい感じがしました。ダストボックス周りがやや太いのもちょっと気になるところです。

MOVA K30MIX口コミレビュー・水拭き掃除機としての利用

実際に使った際の様子を動画にしましたのでこちらを参考にご覧いただきたいと思います。

水拭きをする前に下準備としてタンクに水を入れる必要がありますが、水拭き掃除機としては普通の手間かと思います。

水拭き性能について

他の水拭き掃除機を使用した経験が少ないので他機種との違いは何とも言えませんが、優秀に感じました。

試しにケチャップや醤油を吸わせてみましたが1度前方に押し出しただけでキッチリと全て取れていましたし、床に書いたホワイトボードマーカーもほとんど消え、実用性十分です。

驚いたのは壁際の吸水性能。壁と平行にヘッドを動かすとキレイに水を吸い取ってくれました。

動作モードは

  • オートモード(床の汚れに応じて吸引力を調整)
  • ウルトラモード(徹底的な清掃向き)
  • 強力モード(床の頑固な汚れ向き)
  • 吸引モード(床上の水のみを吸引・タンクから水は供給されない)

と4つのモードがあります。ウルトラモードと強力モードの明確な違いが分からなかったりしますが、問題無く汚れが落ちるので基本はオートモードでの使用で問題無いと思います。

また、水拭きあとですが、水拭き直後は少し湿った感じがあるものの、わりとすぐに目立たなくなります。

固く絞った雑巾を使って人の手で水拭きをし状態と比べるとさすがに勝てませんが、すぐに跡が消えるので問題ないかと思います。

タンクの水について

試しに5~6畳程度のフローリングを清掃してみたのですが、ちょっと念入りに掃除してみたらタンクの水は半分ほど減っていました。

汚水タンクも半分程度埋まった状態。

広い範囲を掃除するにはタンクの水交換がやや面倒かもしれません。

固形物の吸引

固形ゴミに見立てて細かく切ったプラダンを吸わせてみましたが、きちんと吸い込んでくれました。

1つ、2つ弾くものもありますが、掛け直せば問題無く吸えます。

お手入れについて

水タンク内部は汚水が溜まる部分、固形ゴミが溜まる部分、それをすり抜けたフィルター部分とありますが、全て水洗いしてしまえばいいので楽といえば楽です(フィルターは24時間しっかり乾燥が必要)。

ちなみに髪の毛などは固形ゴミが溜まる部分をすり抜けてフィルターに溜まるみたいです。

充電ベースでのクリーニング

クリーニングモードにすると2~3分回転ブラシのクリーニングをしたあと、30分の乾燥が行われます。

はじめはこれで本当にキレイになるのかと半信半疑でしたが、回転ブラシの汚れは分からないほどに落ちていましたし(本格的に使い込んでないのもあるかもしれませんが)、乾燥もバッチリ行われてしっかりと乾いていました。

十分実用的な機能を備えています。

水拭き掃除機の総評

・水拭き性能は十分で壁際にもしっかり対応

・タンクへの給水や汚水の排水はやや手間な面もある(他の水拭き掃除機も同様だろうけど)

・充電ベースでのクリーニングは十分実用範囲

MOVA K30MIX口コミレビュー・スティッククリーナーとしての利用

お次はスティッククリーナーとしての使用です。

吸引力について

試しに重曹を床に撒いて吸わせてみたのですが、こちらも壁際の性能がバッチリでした。

標準モードと強力モードがありますが、標準モードでも十分です。

小さく切った消しゴムをごみに見立てて吸わせた際は回転ブラシが止まって使えなくなってしまったのですが、細かく切ったプラダンを吸わせたらちゃんと吸えたので、あるていど粒の大きなゴミにも対応できるようです。

また、マットに撒いた重曹20gをどのぐらい吸えるのか検証してみたところ、標準モードで15g、強力モードで17gの重曹を吸うことができました。この数字はなかなか優秀だなといった印象です。きちんとした吸引力を備えているようです。

お手入れについて

サイクロン部分のゴミ分離性能は並といったところです。吸わせた重曹はフィルター部分までけっこう到達していました。

サイクロンユニットは電気経路があるので水洗いができないのがちょっとめんどくさいです。お手入れ用にクリーニングブラシが付いているのは良いですが、この点は他のサイクロン掃除機にちょっと劣る点です。

取り回しについて

サイズが大きめなのでやや使いにくい感じがします。使う人の身長にもよると思いますが、身長170cm弱の私が若干使いにくいと感じるので、使いづらいと感じる人の方が多いのではないでしょうか。

ヘッドの可動域は国内メーカーと比べると狭いなという感じですが中国製としては並といった感じ。ヘッドに関しては国内メーカーの掃除機を使っていた人からするとやや不満を感じるかもしれませんが、中華掃除機に慣れている人はそうでもないかもしれません。

スティッククリーナーの総評

・水拭き掃除機のオマケ程度かと思ったけど吸引力がなかなか優秀

・大きめなので持った時に使いづらさがある

・サイクロンユニットが水洗いできないのがマイナス点

DREAME MOVA K30MIX口コミレビューまとめ

本当に公式サイトに書いていあるような性能なのか半信半疑な部分もありましたが、スッと汚れが落ちるのでちょっと感動しました。

水拭き跡も直後はちょっと残ってますが、しばらくすると分からなくなります。

水拭き掃除機なのでタンクがある関係上、普通の掃除機よりも取り回しの面でやや不利ですが、実用的な水拭き掃除機であると感じました。

充電ベースのクリーニング機能に関しても、しっかりと清掃・乾燥が行われており好感です。

スティッククリーナーは取り回しのしづらさとサイクロンユニットが水洗いできない点がマイナス点で、「やっぱり水拭き掃除機のオマケだよなあ」なんて思いましたが、意外に吸引力があり使いどころアリと感じました。

あくまでも水拭き掃除機がメインではありますが、スティッククリーナーも使いどころがあると思います。

欲を言えば水拭き掃除機とスティッククリーナーが同時に使えたらと思ったりしましたが、モーターが二個必要になるのでコスト的にどう考えても無理ですよね(汗

・しっかりと水拭きのできるコードレス掃除機が欲しい

・なおかつスティッククリーナーもたまに使いたい

という人におすすめです。

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