冷蔵庫展示処分品のデメリット どんなところに注意する!?
新モデルが登場する時期になると大手量販店でちょくちょく見かけるのが展示処分品の札。
通常の価格よりも大きく値段が引かれていることも多く非常に魅力的に写るのですが、価格と引き換えにどんなデメリットがあるのでしょうか。
いくつかポイントにわけてご紹介します。
汚れや細かい傷など
まず思いつくのがこれですね。展示品ですから当然不特定多数の人が開け閉めをしたりトレイに触ったりしているわけです。
購入時にはお店の人がいくらか清掃してくれるとは思いますが潔癖症の人にはとても耐えられませんね。家族に潔癖症の人がいれば当然受け入れられないと思いますし。
また、細かい傷もチェックしておきたいですねプラスチック部分の擦り傷や外観の傷なども良く見ておきたいところです。
消耗部分の劣化
ゴムパッキン
「冷蔵庫ってそんなに劣化する要素が無いと思うんだけどどこの部分が?」と思うかもしれませんが、量販店の店員さんに聞いたところゴムパッキンの劣化が心配とのことでした。
あくまでも例えばの話ですが「本来5年もつところが4年半ぐらいでだめになることもありうる」とのことです。
商品によっては劣化の少ないものもあるのでこのへんは店員さんに聞いて、長年製品を見ている人からしてどんな状態が劣化した状態なのか・・・といった情報を得られればいいかもしれませんね。
操作ボタン
また、高級機だとタッチパネルや操作ボタンが付いているのこうした操作部分が心配ですね。
ボタンは押されるだけで劣化していきますし、どんな人が何回押したのか判断がつきません。
特に頻繁に使いそうなボタンがある機種は使い始めるとそこだけだめになってしまうことも考えられます。
ドア開閉によるドア接続部分の劣化
ドアの開閉によってドアを接続している部分にも負荷がかかります。ゴムパッキンや操作ボタンほどでは無いと思いますが念のため。
通電していたら機械的な劣化も心配
冷蔵庫の多くは展示されているだけで通電されていませんが、中にはデモのために通電していた物もあるかもしれません。
通電していればその分機械的な劣化は進むわけで、店員さんに、通電していたかどうか通電していたらどのくらいの期間通電していたのかといったことを念のため確認したほうがよいでしょう。
運の要素もあると思いますが、通電していたら当然その分寿命が短くなっているわけで、少しでも長く使いたいなら展示品は避けたほうがよいです。
もともとの外箱や緩衝材が無い
これはたいした要素ではないかもしれませんが、展示品の場合は箱や緩衝材は捨てられてしまっているケースがほとんどで、お店のほうで傷がつかないように梱包して送られてくるようです。
特に気にすることでもないかもしれませんが。
展示処分品だからといって安いとは限らない
これは冷蔵庫ではなく洗濯機でのことなのですが、目当ての製品があったので価格をチェックしていたときのことです。量販店Yではシャープのとある洗濯機が36800円で売られていました。
ネット最安値よりもちょっと高かったのでもっと安いところを求めて量販店Kへ。
目当ての製品を探していると展示処分品の文字が!お、これはと思って価格を見てみると・・・40800円。
展示処分品なのに他の店で未使用新品を買ったほうが安い・・・
価格の交渉をすればもっと下がったのかもしれませんが、展示処分品でも高いケースがあります。
冷蔵庫でも同じことが起こるかもしれませんので価格チェックは大切だと思います。
まとめ
といったわけで展示処分品のデメリットと確認要素について考えてみました。
もし展示品の購入を考えているのならば
- 傷
- ゴムパッキン、ボタンの劣化
- 通電の有無と期間
- 価格
といった点を忘れずチェックしておきましょう。
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