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扇風機の仕組み・羽根の形状や羽根無し扇風機について

2020年2月7日家電の仕組み扇風機, 羽根なし扇風機

昔から涼を取るためのアイテムとして、そして風の流れを作るアイテムとして活躍してきた扇風機ですが、近年では独自の羽根を採用して話題になった扇風機もあります。

今回は扇風機の羽根についてちょっと説明してみたいと思います。

羽根の枚数は多いほうが細かな風になる

扇風機というと羽根が3枚か4枚の物を思い浮かべる人がほとんどかもしれません。低価格帯の扇風機は相変わらず3,4枚の羽根なんですが、少しお高めの扇風機になると7枚とか8枚だったりすることがあります。

なんで羽根の枚数が多いかって?それは、より細かな風を起こすことができるからです。

みなさんご存じのように扇風機はモーターで羽根を回転させて風を起こしているわけですが、羽根の枚数が少ないと一回の回転で起こる風は少ないですよね。逆に羽根の枚数が多いと風を起こす回数が多くなり、短い間隔で風を送ることができます。

短い間隔で風を起こすことで細かで自然に近い風になるということで各メーカー羽根の枚数や構造を工夫しているようです。

増やしすぎも問題?

ただ、単純に枚数を増やせば良いというわけでもありません。風を起こすのに適した面積というものがありますし、枚数が多いと羽根の重量が増えて電力を食うことになります。

このあたりのバランスを考慮しつつ各メーカーが研究開発をしているようです。

変わった羽根のバルミューダ製扇風機

バルミューダの扇風機は外側に9枚、内側に5枚の羽根が配置されていています。外側の羽根で速い風を、内側の羽根で遅い風を作り出し、これらが合わさることで自然な風が発生するようになっています。

カモメファン

カモメの翼をヒントに作り出されたカモメファンという羽根も存在します。

カモメの翼のような形状の羽根は空気の抵抗が少なく、効率的に風を起こすことができるようです。

メーカーは「やさしい風が吹く」点もウリにしています。

羽根なし扇風機

ダイソンが発売したことで一躍話題になった羽根無し扇風機。外見は羽根が無いように見えますが、実は内部にファンが隠されています。

モーターによってファンを回転させて風を起こし、この風が丸い送風部の小さな穴から吹き出る構造です。小さな穴から噴き出た風は周囲の空気を巻き込むことで風の流れを作り出します。

「エントレインメント」と呼ばれるこの効果は通常の構造の扇風機よりも強力な風を作り出すことが可能で、15倍もの風を作り出すことが可能と言われています。

音が気になる

この羽根なし扇風機ですが、初期のモデルは音がうるさいとの声が多数聞かれました。確かに家電量販店で実機を見てみると音が大きいと感じました。世代を経るごとに改良は加えられているでしょうが、騒音については気にかけておきたいところです。

AC(交流)とDC(直流)

羽根とは話が違いますが、モーターについても最後に触れておきたいと思います。

従来は安価で丈夫であることを理由にACモーターが使われていましたが、現在ではDCモーターを採用した扇風機が登場しています。

DCモーターは電流をインバーターで制御して永久磁石を回転させる構造で、低い回転数でもよく回転するので省電力性に優れています。細かな制御ができるので弱・中・強のような大まかな設定だけでなく、微風などの風量調整が可能です。

電気代も安く、自然に近い風を起こすことができるDCモーターですが、デメリットとしては価格が高い点が挙げられます。最近は価格を抑えたものも登場していますが、一時的な使用はACモーター、長く使いたいならDCモーターといった具合に使用環境を考えて選びたいですね。

テクノスの扇風機はDCモーターを採用しながらも価格が抑えられていてコストパフォーマンスが高くなっています。