ツインバード軽量紙パックコードレスTC-E262WOLT・アウトレット品をレビュー
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今回は楽天市場のツインバード・ストアさんよりアウトレット品のコードレス紙パック掃除機TC-E262WOLTをご提供いただいたのでレビューしてみたいと思います。
TC-E262WOLTのスペック
TC-E262WOLTは紙パック式ということで紙パック派にはありがたい1台ですが、その他のスペックはというと
充電時間 | 約3時間 |
連続使用時間 | 標準約25分・強約10分 |
集じん容量 | 0.25L |
製品質量 | 1.1kg(本体・延長管・ヘッド含む) |
製品寸法(幅×奥行き×高さ) | 225×140×995mm |
充電時間、使用時間ともにまあこんなもんかなといった感じ、集じん容量もそんなに大きくありませんが、質量は1.1kgとかなり軽量です。
ヘッドはコンパクトで回転ブラシがありませんが、軽さを活かして軽快に使えるのが魅力でしょう。
TC-E262WOLT開封
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到着した掃除機は製品のダンボールの外側がさらにダンボールで梱包されていました。二重にしてくれているのは輸送面でありがたいですね。
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こちらが製品箱の外観。蓋を開けると梱包の仕方も書かれています。
アウトレットということでパッケージに汚れや破損がある場合があるとのことでしたが、届いた商品は特に気になりませんでした。まあ、そんなに念入りに調べなかったのもありますが。
内容物
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内容物は本体、延長管、ヘッド、すき間ノズル、ACアダプター、収納フックとねじ、ダストバッグ、紙パック12枚、説明書でした。
本体
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本体は持ち手の形状がとっても独特。他はでっぱりなど無くとてもシンプルでスリムな印象です。
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本体の表側はとてもスタイリッシュ。裏側には充電のための端子、バッテリー交換の際に開ける蓋が配置されています。
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滑り止めゴムも付いていて、壁に立てかけた際に倒れにくくなっています。
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本体後方には操作ボタンが配置されています。ボタンは1つのシンプル構造で、1回押すと通常モード、通常モードから長押しで強モード、通常モードからもう1回押すと電源オフです。
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電源ランプは持ち手の部分にリング状に配置されています。
標準モード | 緑 |
強モード | 紫 |
電池残量が少ない | 黄色にゆっくり点滅 |
ゴミがいっぱい | 緑or紫にゆっくり点滅 |
電池が過熱しているのでパワーを弱くして運転している | 青色にゆっくり点滅 |
吸気路がゴミで塞がっている | 紫色に速い点滅 |
電池残量が無い | 赤色に点滅 |
と、状況に応じて光り方が変わります。
点滅するときはかなりじんわりと点滅するので暗めのところで充電しているとちょっぴり高級感を感じるかも?ただ、周辺のプラスチックの作りは価格なりなので近くでみるとそんなでもありませんが。
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本体裏側の表示。
電圧は10.8Vとそんなにパワーはありません。
リチウムイオン電池パックの型番はTC-AF135。アダプターはTC-CH88です。
本体内部・紙パック・ダストバッグ
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本体内部へのアクセスは簡単。本体の先端付近にあるボタンを押すとパカっと蓋が開きます。
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紙パックがすでに1枚セットされていました。白い台紙のような部分を持って上に引き上げると簡単に外すことができます。ロック等はありません。
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本体内部はモーター側に黒いスポンジフィルターが1枚セットされていました。
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吸い込み口側。逆流防止弁が付いています。
紙パックとダストバッグ
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TC-E262WOLTには使い捨ての紙パックと繰り返し使えるダストバッグが付属します。
ダストバッグは洗う手間がありますが、布製で繰り返し使えるので経済的にはお得です。
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ダストバッグはお手入れの際に濡れても大丈夫なようにプラスチックと布でできています。
ヘッド
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ヘッドは回転ブラシが無いので非常に軽量でコンパクト。幅は22cmちょっとです。
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かなり平べったくて、これで掃除機としての役割を果たしてくれるのかやや心配にもなりましたが、回転ブラシが無いとこんなもんかもしれません。
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稼動域はめちゃくちゃ広いわけでもないですが、そんなに不便するというわけでもなさそう。
延長管
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延長管もとてもシンプル。
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一番長いところで46cmぐらいです。
すき間ノズル
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すき間ノズルもいたって普通です。
アダプターと収納フック
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充電のためのアダプターは本体に差し込むのではなく磁石でくっつくようになっていました。
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アダプター側の充電端子と本体の充電端子をくっつけて充電を行うようです。
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こちらは収納フック。フックの部分に掃除機の持ち手を引っ掛けて壁掛け充電ができます。
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試しに柱に取り付けて、アダプターもセットしてみました。右側から掃除機を掛ける構造なのでフック右側に少しだけスペースが必要です。
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掃除機本体をセットしたところ。本体が軽いので宙ぶらりんでも余裕です。
アダプターのコードについては配線モールを使うときれいに収まるでしょう。
各部の重さ
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本体、延長管、ヘッドをあわせて1114gとほぼカタログスペックどおりです。ヘッドはやっぱり軽いですね。
組み立ててみる
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組み立てて持ってみました。軽いので高いところも掃除しやすいです。
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とにかく軽くて運びやすい印象です。
実際に使ってみる
取り回しについて
はやり軽いので取り回しは軽快です。持ち手の部分が独特の形状ですが、特に持ちにくいと思うこともありませんでした。かといってめっちゃフィットするわけでもありませんが。
強モードがボタンを長押ししている時だけなのは意外と良いかもと思いました。強モードの運転時間は10分と短いので押している間だけというのはピンポイントで使えてバッテリーの節約になります。標準モードで使っているときはボタンを押しっぱなしにする必要はありませんし、この操作スタイルは個人的にありだと思います。
吸引力について
実際に重曹、シュレッダーにかけた紙、小さく切った消しゴム、糸くず等を吸わせて動画にしてみました。
ただ、紙パックがほとんど空の状態で吸わせているので吸引力は多少割引が必要かもしれません。
壁際はなかなか優秀で通常モードでも1回でほとんど取れました。ヘッドを横にスライドさせるなどすると通常モードで事足りると思います。
消しゴムや紙くずは前方に押し出してしまいますが上からかぶせると吸い込むことができます。回転ブラシが無いので糸くずが絡むことも少ないです。ただし大きめの紙くずは吸い込み経路に詰まってしまうので大量に吸い込ませるのはおすすめできません。
マットに重曹を20g撒いてどのぐらい吸えるのか検証したところ、回転ブラシにが無いにも関わらず16gという意外な結果に。数値だけ見るとけっこう吸えていますが・・・
他の掃除機は吸いつかないマットが吸い付いてしまうのでマットを押さえながらヘッドを密着させて掃除したのと紙パックの内部にほぼゴミが無い状態から吸わせたので吸引力が高かった点を考慮するとそれほどあてにできる数値ではありませんので参考値ということでお願いします。そもそもこの検証自体がアバウトですし・・・
畳マットには重曹と小麦粉を撒いて吸わせてみました。なんで小麦粉を撒いたのかというと、以前にマキタのCL107FDSHWをレビューしたときに畳みマットに撒いた小麦粉が取れなかったらからです。CL107FDSHWとどのぐらい差が出るのか気になって撒いてみました。
重曹は吸いきれるのは当たり前として、小麦粉はというと標準モードだと取りきれないものの強モードにするとほとんど見えないくらいに吸い取ることができました。畳マット上に関してはマキタのCL107FDSHWよりもやや強いかも(畳マットの種類が違うので断言できませんが)。
使用後の様子・お手入れ
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使用後の本体内部ですが、スポンジフィルターに少し重曹が付着していました。本体と紙パックの接続部分が完全に密着できていなくて重曹が付着するのだと思います。
普通のホコリとかを吸わせる分にはこんなにゴミは付着しないと思いますが、各メーカーさん紙パックが密着するように改良して欲しいです。キャニスター型の紙パック掃除機は紙パックの種類が豊富で高性能な物も選べますが、スティック型の紙パック掃除機は紙パックの改良に力が入っていないように思います。
念のためこのTC-E262WOLTの名誉のために言っておくと、この機種だけがこうなるわけではありません。同じ価格帯のスティック型紙パック掃除機はわりとこういうことがあり得ます。
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ピントが合っていなくてごめんなさい。吸い込み口付近も重曹がけっこう付着していました。まあこっちは 吸い込み経路なのでしょうがないと思います。
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ヘッドは回転ブラシが無いので髪の毛が絡まる確率が圧倒的に低いです。ゴミの掻き出しは弱いですがお手入れの手間は減ります。車輪の部分に髪の毛が絡まるかなーといった程度でしょうか。
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2019/12/e262_mizuarai-800x600.jpg)
ダストバッグを使った際はゴミを捨てたあと水洗いできます。乾燥させている間は掃除ができませんが使い回しができるので経済的です。
TC-E262WOLTのおすすめポイントマイナスポイント
おすすめポイント
- 軽量で取り回しが楽
- フックに掛けて壁掛け収納ができる
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
- 壁際もそこそこ強い
マイナスポイント
- 紙パックと本体の接合部分が少し甘い
- マットの上を掃除しようとすると吸い付きやすいかも
軽さとを活かした取り回しのしやすさと選択肢の少ない紙パック式という点がメリットかと思います。フックに掛けて壁掛けできるのもなかなかスタイリッシュです。
吸引力も壁際の性能がなかなか。マットの上を掃除するとマットが吸い付いたりということもありますが、回転ブラシが無いにしては健闘しています。
気になる点としては紙パックと本体の接合部分。この手の紙パック掃除機はこんなもんといえばこんなもんなのですが、紙パックが密着していない部分から重曹が少し漏れてしまうのは気になりました。
ダストバッグを洗うのは少々めんどくさいですが、ランニングコストをかけずに使うことができるのもメリットといえばメリット。
サブ機よりの立ち位置ですが、フローリングでワンルームとかならこの掃除機をメインとして使うのもありかもしれません。
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