DREAMEロボット掃除機MOVA E20 Plus口コミレビュー!2役で便利アプリが便利!
今回はひさびさにロボット掃除機のレビューです。
レビューするのはDREAMEのMOVA E20 Plus。
4Lの紙パックを装備した自動ゴミ収集ベースステーションがセットになっており、最大90日間連続使用が可能なほか、「Pathfinder™」というテクノロジーを使ったマッピング、スマホと連携してのルームクリーニングのカスタマイズ・自動掃除レポートなど見どころのある機種となっています。
ベースステーションを備えながら3万円台半という価格帯も魅力の1つです。
・ロボット掃除機MOVA E20 Plusの内容物やそれぞれのパーツの構造
・アプリの使用感・吸引力・騒音などの使い勝手
結論を急いでいる方向けに先にメリットデメリットもまとめておくと・・・
メリット | デメリット |
---|---|
価格抑えめでベースステーションまで付属する | ベースステーションのゴミ吸引音が大きい |
アプリの使用で多彩な設定ができる | 部屋の隅までは掃除できない |
掃除禁止・水拭き禁止を設定できる | |
ゴミの吸い込みと水拭きの2役 | |
ベースステーションがコンパクト | |
最大90日連続使用可能なベーステーション | |
少々粒が大きいゴミでも吸い込める |
といった印象です。個人的にメリットが多いように感じました。その詳細を本記事ではご紹介していきたいと思います。
MOVA E20 Plusを公式サイトでチェックDREAME MOVA E20 Plusのスペック
まずはスペックをチェックしてみましょう。
本体寸法 | 320×320×96mm |
重量 | 2.8kg |
最大吸引力(真空度) | 5000Pa |
バッテリー容量 | 3200mAh |
水タンク容量 | 245ml |
ダストボックス容量 | 330ml |
ダストバッグ容量 | 4L |
乗り換え可能高さ | 18mm |
Wi-Fi接続 | 2.4Ghz |
サイズ、重さともに一般的なロボット掃除機のサイズ感に収まっている感じです。
真空度の5000Paはコードレス掃除機と比べると半分以下だったりしますが、ロボット掃除機としてはこれぐらいが一般的でしょう。
充電時間と稼働時間は明記されていませんが、電池残量が少なくなったら充電ステーションに戻ってくれるはずですし、常に稼働させているわけでも無いので、そんなに気にしなくても大丈夫なような気がします。
ダストバッグ(紙パック)の容量は4Lと多めに確保されており、交換の頻度が少なくなっています。
Wi-Fiは2.4GHzのみですが、ルンバとかも同じなのでこんなものかと。
DREAME MOVA E20 Plus口コミレビュー・内容物と外観
開封・内容物
こちらがE20Plusの箱。届いたときはこの箱がもう1つのダンボールに梱包されてました。
直接送り状を貼り付けるのではなく、箱を二重にして発送してくれるのはちょっとだけ嬉しいかも。
こちらがセット内容。
- ロボット掃除機本体
- ベースステーション
- サイドブラシ
- モップパッドセット
- 説明書
- クイックスタートガイド
- 製品保証書
が入っています。
ぱっと見、「ベースステーションがコンパクトだなー」という印象を受けました。
開封の様子を動画で
開封の様子を動画にもしてみましたので動画でチェックしたい方はこちらをご覧ください。
本体
本体。MOVAのロゴが入っているぐらいで余計なデザインも無く、シンプルでスタイリッシュな印象です。
なお、保護用のクッションが挟まっているので取り外して使います。
本体前面からの写真。前方と右側にある黒い部分がベース帰還センサー。
中央上部にある2つのセンサーはLDSセンサー。掃除する部屋のマッピングや自機位置の確認に使われるものと思われます。
本体裏側。
中央やや後方にメインのブラシを搭載。サイドブラシは片側にだけ付いているタイプです(写真は取り付け前の状態)。
本体裏面に貼られているラベル。定格電圧は14.4V。
QRコードが貼られているのでこれを読み取って専用アプリをダウンロードすることができます。
ブラシとダストボックスを取り外した状態
ブラシとダストボックスは取り外してお手入れができます。
これは他のロボット掃除機でも見られる構造で、特別スゴイというわけではないのですが、一応外した時の写真を載せておきました。
ダストボックスを取り外した本体内部。
こちらはメインブラシ部分。
ダストボックス
ちなみにダストボックスはつまみ部分を持ってスライドさせると簡単に外れます。
取り外したダストボックス。
ダストボックスをパカっと開けると一時フィルター(網目状のフィルター)とHEPAフィルター(プリーツ状のフィルター)が取り外せます。
このあたりの構造も特別な感じはありません。
こちらは注水口。水拭き対応なので水のタンクが搭載されています。
ダストボックスに貼られているお手入れ方法。
ここでの注意点としては
・HEPAフィルターをこすらない
・ダストボックスの外側は水洗いしない
という点です。
HEPAフィルターはけっこうデリケートなのでブラシや指でこすったりしてはいけません。水洗いについても明記されていないので、やらないほうが無難かと思います。個人的にはコードレス掃除機をお手入れした経験上、HEPAフィルターを水洗いするぐらいはセーフかと思いますが、自己責任でどうぞ。
あと、ダストボックス内部は水洗いして良いものの外側は水洗いしてはいけないようです。水がかかったらしっかり拭き取っておきましょう。
ダストボックスにはダストステーションに戻った際に本体を充電するための接点が2か所あります。
この部分は汚れないように少し注意しておきたいですね。
モップパッドセット
モップパッドセットは左右のつまみを押さえながら取り外します。
取り外したモップパッドセット。モップパッドとモップパッドホルダーから構成されています。
こちらにはモップ機能を使用する際の流れがイラストで描かれています。
流れは
1.パッドを湿らせる
2.パッドを絞って余分な水気を取る
3.パッドをホルダーの出っ張り部分に引っ掛ける
4.パッドをホルダーのマジックテープ部分に取り付ける
5.モップパッドセットをスライドさせてダストボックスに装着する
といった流れです(もちろんタンク側には水を入れておきます)。
モップパッドホルダーとモップ。
ホルダーの一部がマジックテープになっていて着脱が簡単です。
モップ掛けの前に少なくとも3回掃除機掛けをする
カーペットを掃除する時はモップ無しを推奨
以上の2点が注意点として書かれています。
埃やチリが落ちていると水分を含んでしまうので念入りに掃除をしてからの方が良いのだと思われます。
また、カーペットに関してはモップとの摩擦が大きすぎるのでしょうか・・・?
世の中には水拭きができる電動モップも存在しますが、あくまで人が操作するモップであるのでロボット掃除機とは別物です。手動の場合はカーペットの様子を確認しながら掃除ができるというのも関係しているかもしれません。
ベースステーション
ベースステーションの第一印象は「ゴミを溜めておけるにしてはコンパクトだなー」という感じ。
サイズを測ってみたら高さが約27cm、幅が約21.4cm、奥行きが約17.3cmでした。
やっぱりコンパクトです。
ベースステーションの左右。右側には排気口?があります。
裏側からは横に向かって電源コードが出ています。
コードの長さはプラグの先端までで約127cmでした。特別長くもなく、短くもなくといった感じでしょうか。
コード長は設置場所に影響してくると思いますが、ベースステーションの左右50cm、前方150cmはスペースを空けておく必要があるので、その点も考えて設置場所を決める必要があります。
ベースステーションの蓋を開けたところ。
中には紙パックがセットされています。最大90日間使用可能ということでかなり大きめの紙パックです。
また、蓋にはパッキンが付いていて臭いが漏れないように配慮されています。
紙パックを取り外したダストステーション内部。
紙パックは掃除機によく見られるスライドさせてセットする方式です。セットするのに難しいことはないと思います。
ベースステーションの底面。
ゴミが吸い込まれていく経路は5つのネジを外すことでパーツが外れ、お手入れすることができます。
取り外したパーツとネジ。
ネジの長さは全部同じでした。
パーツを取り外すのはちょっと面倒ですが、ネジの長さが統一されているのは助かります。
ベースステーション裏面のラベル。定格電量680W。
開封から各部のチェックを動画で
開封から各部チェックまでの様子を動画にしてみました。
梱包されている状態を見たいという人や写真では分からなかった部分を確認したいという方はこちらを参考にご覧ください。
DREAME MOVA E20 Plusレビュー・アプリの使い勝手
アプリのインストール
アプリのインストールですが、本体裏面のQRコードを読み取って行います。
アプリ使用のためにはユーザー登録が必須でメールアドレスか電話番号が必要となりますが、アプリの指示にしたがって認証コードの入力やパスワード設定を行えば簡単に終わりました。
ちなみに連携を行うには2.4GHzでのWi-Fi使用が前提となりますので普段スマホを5GHzでルータに接続している人は2.4GHzに切り替えておきましょう。
アプリの機能
他のロボット掃除機のアプリの詳細を知らないので詳しい比較はできませんが、機能は充実しているように思います。
ざっと機能を挙げてみると・・・
・マッピング機能
・掃除履歴の確認(面積と時間)
・クリーニング予約
・遠隔操作での掃除開始・ステーションへの帰還
・4段階の吸引力設定
・3段階のモップの湿度設定
・1~3回で掃除回数の設定
・掃除禁止エリア・水拭き禁止エリアの設定とバーチャルウォールの設定
・掃除後のゴミ収集設定・1~3回終了後or掃除面積(10㎡~35㎡毎)
・音声言語と音量の設定
・おやすみモードの設定(設定時間は)
と、普段使う分には十分以上かと。
アプリを入れて掃除を開始すると部屋のマッピングを行ってくれます。
完ぺきなマッピングとはいきませんが、なんとなく部屋や家具の配置を把握している感じ。部屋の境界はなんだか曖昧ですが、押し入れを開けていると押し入れの中の空間まで把握していたり、ロボット掃除機が入れないすき間の先の空間も把握していたりと、なかなか驚かされる部分もあります。
マッピングが完了すると次の掃除から掃除した経路を線で表示してくれ、視覚的にわかりやすいです。
吸引力設定、モップ湿度設定、掃除回数設定も可能です。
消耗品交換時期の確認やロボットの位置確認も可能。
消耗品はパーセンテージで目安を表示してくれます。
ロボットの位置確認はタップすると「私はここにいます」とロボット掃除機本体が喋ってくれます。ただし、音量設定を低くしているとほとんど声が聞こえませんので音量設定で音を大きくしてからのほうが良いでしょう。
アプリの使用感
アプリは少しメニューが多めでそれぞれの設定画面の開き方を覚えるのに少し苦労するかもしれませんが、それだけ多彩に設定ができるとも言えます。
説明書見ずに直感的に操作ができるのでこうした満足度は高かったです。
・設定項目が多く細かいところまで調整できるので便利
・掃除禁止・水拭き禁止ゾーンを設定できるので少しぐらい部屋がごちゃついてても掃除できる
・説明書を見なくてもある程度直感的に操作できる
DREAME MOVA E20 Plus口コミレビュー・吸引力
肝心の吸引力について。動画も撮ってみました。
重曹、細かく切ったプラダン、シュレッダーにかけた紙、糸くずをゴミに見立てて吸わせてみましたが、どれも問題無く吸い込んでくれました。静音モードでもわりときちんと吸引してくれており、実用レベルだと感じます。
ただ、フローリングの目地に入り込んだ重曹など、細かい部分はさすがに取り切れていないものがありました。このあたりは手動で掃除しなくてはなりません。
また、ロボット掃除機は構造上、部屋の隅の部分はどうしても取り残しができてしまいます。このMOVA E20 Plusも予想通り隅に取り残しがありましたが仕方のない部分でしょう。
水拭き機能について
水拭き機能について、某水拭きロボットの経験から床がけっこうびちょびちょになるのかなと思ったりしましたが、そんなこともなく機能してくれています(パッドを湿らせたらしっかりと絞って水を切っておいた場合)。
さすがに人力で水拭きするのとは全然違いますが、ササっと軽く水拭きするくらいの効果はあるかと。
ちなみに湿度の設定を「低」と「高」で試してみましたが正直違いがよくわかりませんでした。
・少し粒が大きめのゴミも吸い込んでくれる
・静音モードでも実用レベルにある
・目地に入った砂状のゴミや部屋の隅のゴミまでは取れない(ただし他のロボット掃除機でも同様だと思う)
DREAME MOVA E20 Plus口コミレビュー・段差乗り越えやコード類などの障害物
障害物への対応も個人的には上々だと感じました。センサーが働いているのか椅子の脚などにぶつかりそうになった場合は速度を落とし、脚の周囲を回り込むように丁寧に掃除をしてくれます。
玄関など高い段差のある場所に来るとギリギリで停止して方向転換してくれるので落下したことはありません。
段差の乗り越えに関しても2cm程度までなら乗り越えてくれます。2.7cmぐらいの敷居はバンパーがぶつかって方向転換していましたが、性能は悪くないと感じました。
また、あえて電源コードが混在する空間に突入させてみたのですが、意外や意外、1、2分の時間は掛かるものの突破することができました。
ただし、コードを家具の上から垂らしている場合などはコードが絡まった際に車輪の片側が浮いてしまい行動不能になってしまうことがありましたのでコードのある空間は掃除させないようにするべきでしょう。アプリで掃除禁止エリアを設定すると便利です。
DREAME MOVA E20 Plus口コミレビュー・騒音について
騒音について、「普通の掃除機よりはうるさくないな」というレベルですが、寝ている時に動作されると気になって起きてしまうレベルです。標準的なロボット掃除機といった感じでしょうか。
吸引力設定は
静音・標準・強・ターボ
と4段階がありますが、静音モードは掃除機にしてはわりと静かな気がします。ロボット掃除機が動いている状態で寝られるかといったらちょっと無理ですが・・・
また、ターボモードまでになると音はやっぱり大きいですが普通の掃除機をかけているほどの音はしません。
一番音が大きいのはベースステーションに戻った時にゴミを吸引する音です。「ブオオオオオオオン」という、かなり大きな音を立ててゴミを吸い込むので始めはびっくりしました。これは掃除機がけの音よりも大きいです。
コードレス掃除機ではありますが、同じく本体のゴミをステーションで吸引してくれる
を使った時にも同じように大きな音がしたので、この手のゴミステーション方式の掃除機の騒音値は似たようなものかもしれません。
・掃除をしている際はそれなり・コードレス掃除機よりも静か
・ステーションでゴミを吸い込む音は大きい(ただし他のロボット掃除機でも同様かと思われる)
DREAMEロボット掃除機MOVA E20 Plus口コミレビューまとめ
ということでMOVA E20 Plusをレビューしてみました。
部屋の隅はゴミが吸引できない、ベースステーションがゴミを吸引する時は音が大きいといった他のロボット掃除機にも見られるようなデメリットはありますが、大きな魅力も持った機種です。
ベースステーション付きのロボット掃除機の中ではお買い得な3万円台半ばという価格設定ながらもゴミの吸引は十分できますし、何といってもアプリから細かな設定ができるのが個人的には大きなポイントでした。
・吸引力・水拭きの湿度の設定
・掃除禁止・水拭き禁止エリアの設定
・クリーニング予約
などなど掃除をする上で便利な機能が嬉しいです。説明書を確認しなくてもアプリをいじっていればわりと設定方法がわかる使いやすさも押し要素。
・ベースステーションを備えたロボット掃除機をお手頃価格で手に入れたい
・アプリでいろいろ設定できるロボット掃除機をお手頃価格で手に入れたい
そんな人におすすめの1台です。
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