MOOSOOコンパクトなコードレスハンディK13の口コミレビュー・スティックとしても使えるが実力は?
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/195a3d16.524654ab.195a3d17.49b78782/?me_id=1365223&item_id=10000275&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fmoosoo%2Fcabinet%2Fk13%2Fimgrc0153039648.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
今回はMooSoo楽天市場店さんからハンディクリーナー K13のご提供をいただきました。
MOOSOOの掃除機といえば以前にハンディタイプのK12をレビューしましたが、K13はハンディメインで使いながらスティッククリーナーとしても使える仕様となっています。
ちなみにK12のレビュー記事はこちら
MOOSOO K13の仕様
K13の基本スペックも確認しておきましょう。
稼働電圧 | 11.1V |
真空度 | パワフル 13000Pa 標準 8000Pa |
運転時間 | パワフル 11分 標準 21分 |
充電時間 | 約4.5~5.5時間 |
運転時間は商品販売ページだとパワフルモードで15分、標準モードで20分との記載でしたが、説明書には11分と21分との記載でしたのでこちらを記載しておきました。おそらく説明書のほうが正しいでしょう。
MOOSOO K13内容物
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内容物は本体、延長パイプ、ヘッド、2in1ノズル、壁掛けツール、アダプター、説明書、保証について記載されたカードです。(注文日から2か月以内にMOOSOO会員になるとメーカー保証1年に加えて12か月の延長保証が付くそうです。)
付属品はそれほど多くなくシンプルな構成。ハンディクリーナーにおまけで延長パイプとヘッドが付いている感じ。
MOOSOO K13本体
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本体は縦長でスリムな感じ。搭載されているボタンは1つで、押すたびに標準→パワフル→電源切と切り替わります。
ダストカップと吸い口が一体化していて、このままでハンディクリーナーとして使用できます。
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本体のラベルには電力120W、出力11.1Vなどの記載が。
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本体は左右から見るとよりスタイリッシュな感じがします。
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写真だと分かりにくいですが本体前方の吸い込み口付近には逆流防止弁があります。
後方の黒い蓋を外すと充電プラグの挿し込み口があります。
MOOSOO K13充電とアダプター
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充電プラグを挿し込むと充電がはじまります。
青色のランプがじんわりゆっくりと点滅。充電完了時は青点灯となります。
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充電アダプターはわりとコンパクト。コンセントに挿した時も他のプラグと干渉することは少なそうです。
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MOOSOO K13ダストボックスやフィルター
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ダストカップはひねって取り外します。
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_dustbox2-800x153.jpg)
ダストボックス部分の構成は、ダストカップ、メッシュフィルター、プリーツ状のフィルターとなっています。
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ダストカップは逆流防止弁付き。ネジで固定されていました。
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_dustbox6-800x309.jpg)
フィルター部分もひねって取り外します。メッシュフィルターの中にプリーツ状のフィルターがセットされています。
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_dustbox3-800x368.jpg)
このあたりの仕様は以前レビューしたK12と共通。
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メッシュ部分は細かな粒状のゴミが通過してしまいます。ただしプリーツフィルターがしっかりゴミを受け止めてくれるのでその先に通過してしまうことはありません。
オプションで単体販売されているフィルターを探してみましたが、やはりK12と共通のようです。
MOOSOO K13延長パイプ
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延長パイプは伸縮が可能なタイプです。
取り付けは単純に挿し込むだけの仕様。
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縮めた状態だと42㎝少々、伸ばした状態だと66㎝少々といったところです。
MOOSOO K13ヘッド
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ヘッドは正直言って性能は高くありません。とりあえず床掃除ができますといった感じ。
回転ブラシは搭載されておらず、シンプルな構造です。ゴミを掻き出す性能は高くありませんが、その分軽いというメリットはあります。
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幅は23㎝弱といったところ。
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前後から見ても特に目立った仕様はありません。
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ヘッドの可動域も正直広くありません。中国製の掃除機は可動域が狭いことが多いですが、その中でも狭い感じです(前後の可動域だけはまあまあ)。
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ただし、寝かせたときはかなり低くなるので本体のコンパクトさと相まって棚下掃除の際には活躍してくれると思います。
ヘッドを取り付けて棚下の広範囲を掃除したいという場合はなかなか便利かもしれません。
MOOSOO K13の2in1ノズル
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付属の2in1ノズルはブラシの出し入れができます。ブラシを固定する部分がボタンになっていて、ブラシをしっかり固定してくれるのでブラシ部分が掃除中に動いてしまうことは少ないでしょう。
ブラシの毛は硬めです。
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↑他の中華製掃除機だとこういう感じのノズルもあるのですが、こっちよりもきちんとブラシ部分が固定されている気がします。
MOOSOO K13壁掛けツール
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収納時は壁掛けで収納する仕様です。横長の仕様で、ネジ留めするばしょは2か所です。
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本体やノズルをセットする部分が外れ、位置を入れ替えることができますが、初期配置のまま使うのが無難な気がします。
ちなみに丸い穴の開いた部分が壁に固定する際のネジ留め箇所です。
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_kabekake3-215x600.jpg)
とりあえず床に置いた状態の写真ではありますが、壁掛けにするとこのような感じになると思われます。
左側に本体、真ん中に延長パイプとヘッド、右側に2in1ノズルをセット。
充電の際にはアダプターのプラグを挿し込む必要があります。本体をセットしたらすぐに充電がはじまるというわけにはいかず、一手間必要です。でもまあそれ以外はわりとスリムに収まっている印象。
MOOSOO K13各部の重量
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![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_omosa_head-625x600.jpg)
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_omosa_pype-800x286.jpg)
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_omosa_2in1-790x600.jpg)
本体は496gとハンディクリーナーの中でも軽量な部類だと思われます。
スリムで軽い分集じん容量が少なかったり、音が甲高かったりというデメリットもありますが、かなり軽快に使えます。
延長パイプとヘッドを合わせても850g程度で、スティック時もかなり軽量です。
MOOSOO K13を組み立ててみる
![](https://siromonokaden.com/wp-content/uploads/2020/11/k13_handy-800x466.jpg)
本体が軽いので持ち上げても負荷が少なく軽快に使えます。わりとスタイリッシュな外観もプラスポイントではないでしょうか。
ただ、持った時にうっかり電源がオンになってしまうこともあり、電源部分をやや改良してほしいかなといったところ。まあそれほど大きな問題ではありませんが。
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スティッククリーナーにすると、なんだかスタイリッシュさは失われる気がします。
ヘッドは回転ブラシが搭載されておらず、掃除機自体のパワーに関してもメインの掃除機としてはやや物足りないかなといった印象なのですが、ちょっとだけ掃除したい時に使うなど補助的な掃除機として置いておく分には役立つでしょう。
スティッククリーナーとして使えるのはオマケ的な要素だと考えておくといいかもしれません。
MOOSOO K13取り回し・排気・騒音レビュー
動作確認の様子などを動画にしてみました。これまでの記事の内容とかぶる部分もありますが、細かい部分も動画でご確認ください。
本体はやっぱりスタイリッシュな感じが良いです。持ち手の部分は少し滑り止め加工がされているぐらいですが、特に持ちにくいと感じるところはありません。不意に電源ボタンに指が当たって電源が入ってしまうこともありますが、個人的にはまあ許容範囲かなと。
ヘッドはオマケみたいなかんじなのでやはり可動域については目をつぶらなくてはなりません。ただ、スティックで使うときに掃除機を寝かせるとフラットになり、棚下まできちんと掃除できるのはプラスポイント。
2in1ノズルはブラシの毛が硬めなのでデリケートな場所の掃除はやめたほうがいいと思いますが、ブラシの固定はきっちりできて掃除中に動いたりしません。
延長パイプは伸縮可能なのは便利。重さもそんなに無いような気がします。全体的に軽めなので延長パイプを伸ばして天井付近の掃除をするのも楽です。
壁掛けツールは横長の形状。本体と延長パイプと2in1ノズルをセットできます。充電するときは持ち手付近の蓋を開けてアダプターのプラグを挿し込まなくてはいけませんが、まあこんなもんかなといった感じ。
排気は本体の左右から出てきますが、排気が顔に当たったりだとかいう大きな問題はなさそう。
騒音はパワフルモードにした際にキーンというような高音が気になります。コンパクトな分、音はうるさい感じがします。
MOOSOO K13吸引力レビュー
ハンディで使う分には吸引力は特に問題無い感じ。コンパクトな分、集じん容量は少ないので紙くずなどかさばる物を吸わせるとすぐに詰まってしまいます。
延長パイプとヘッドを取り付けて使用した際はゴミを手前に押し戻してしまう弱点が発覚しました。ヘッドはかなりコスト削減の影響を受けている気がします。壁際は取り残しがあるけどヘッドをスライドさせたらわりと取れます。
フローリングに糸くず、小さく切った消しゴム、シュレッダーにかけた紙、重曹を撒いて吸わせてみたところ、消しゴムを前方に押し出してしまいました。粒の大きなゴミはやはり吸えません。また、シュレッダーにかけた紙はフィルター部分や逆流防止弁のあたりにくっつくので吸引力が落ちる気がします。
重曹20gをマットに撒いてどのぐらい吸えるのか検証してみたところ、標準モードで9g、パワフルモードで12gという結果でした。これが床掃除をメインに設計された掃除機だったらかなり不満が残る結果なのですが、K13はコンパクトなハンディクリーナーだったものにパイプとヘッドを付けてスティックとしても使えるようにした感じなので、だいたい予測できた結果でした。あくまでもハンディとしての使用がメインとなるでしょう。
畳マットに重曹と小麦粉を撒いて吸わせてみたところ、畳の目に入った小麦粉は取り切れませんでした。やはりコンパクトな分吸引力が落ちているのとヘッドの性能が良くないのが影響していると思います。
MOOSOO K13お手入れ
何せ掃除機本体がスリムでコンパクトなので、ゴミの分離性能はそれほど期待できません。フィルター部分にほこりや髪の毛がくっつきやすいです。
メッシュ部分を重曹が通過して内部のプリーツフィルターに到達していました。まあ重曹は他のほとんどの掃除機でもこんな感じなので仕方がありませんが・・・
プリーツフィルターは間に埃や重曹が溜まります。繰り返しになりますが、コンパクト設計なのでこのへんは仕方が無いところなのかも。
メーカーの説明には無く、自己責任になりますがティッシュを挟んでおくとフィルターの汚れをかなり軽減できます。
ヘッドは回転ブラシが無いのでお手入れは比較的簡単。
ダストボックスの集じん容量についてはダストカップにMAXラインが書かれていないので正確なところは分かりませんが、フィルターに触れない程度までプラダンを詰めて容量を量ってみたところ120ml程度でした。コンパクトな分集じん容量はかなり少ないです。
重曹を吸わせたあと、ダストカップからどのぐらい逆流するか調べてみたところ、本体を振るとわりと簡単に逆流がありました。重曹のような粉状のものを吸わせたらすぐに捨てたほうがよいでしょう。
MOOSOO K13おすすめポイントとマイナスポイント
おすすめポイント
- コンパクトでスタイリッシュな外観
- 軽くて軽快に使える
- ハンディークリーナーだけどスティックとして使える付属品も付いてくる
マイナスポイント
- キーンという高音が気になる
- ゴミの分離性能やダストカップの容量などはいまひとつ
- 重曹を手前に押し戻してしまうなどヘッドはオマケの要素が強い
スティッククリーナーとしても使えるんですが、ヘッドは重曹を手前に押し戻してしまったりとオマケ的要素を感じてしまいます。ハンディクリーナーとしての使用をメインに考えたほうが良いと思います。
コンパクトで軽い分、騒音やゴミの分離性能などにしわ寄せが来ていますがこれはまあ当然のことで、特性を理解して使えばいいかなといった感じ。
軽快なハンディクリーナーとして使いつつ、たまにスティッククリーナーとして使うというのがK13に合った使い方だと思います。サブとして使えば十分活躍してくれるでしょう。
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