エアコンの100V・200Vとコンセントの形状・種類

エアコンは100Vタイプの物と200Vタイプの物が存在します。
6畳~12畳ぐらいの物だとだいたい100Vですがそれよりも広い部屋用のエアコンだと200Vが主流になってきます。ただ、200Vだと電気工事が必要になってくる場合があるので注意しましょう。
ちなみに時々勘違いをする人がいますが、100Vが200Vになったからといって電気代が変わるわけではありません。
電圧が2倍になると運転のパワーが2倍になりますが、100Vでも200Vでも同じ量の仕事をこなせば結局消費電力は同じになります。パワーが足りないから200Vにするわけですが、仮に100Vで同じことをしても消費電力は同じなわけです。
電気代が変わるわけではありませんが、広い部屋に対応させるためにはパワーがいるので大きな力を発揮できる200Vにするわけですね。
コンセントの形状について
インターネットでのエアコン購入は、コンセント形状に注意! 中型までのエアコンには、家庭用コンセントとほぼ同形状の100V 15Aの他に、コンセント交換の必要な100V20A、契約アンペアの確認が必要な200V20Aがあります。 pic.twitter.com/jbF7vYXist
— 工事屋さん.com【公式】 (@kojiyasancom) June 24, 2014
工事屋さん.comさんがコンセントの形状について画像をツイートされていたので貼らせていただきます。コンセントの形状は平行型・IL型・タンデム型・エルバー型の4種類です。
見てわかる通り同じ200Vでも15Aと20Aがありますし、それぞれで形状が違います。誤って電圧や電流の異なるエアコンを使ってしまわないように異なる形になっているわけです。
コンセントの形状はエアコンを購入する上で根本的な部分なのでお店へ行く際は必ず形状を確認しておきましょう。写真を撮って行くと確実です。
「買ったあとにコンセントの形状が違うことがわかって余分な工事が必要になってしまった・・・」ということが避けられます。
コンセントの形状変更
新築やリフォームを機に200V用のコンセントが用意できるといいですが、200Vの電圧にするためには電圧変換工事が必要になってきます。
しかし電圧変換工事はどんな家でもすぐにできるというわけではありません。単相3線式という回路がどこまで来ているかで工事の規模が変わってきます。
パターンとしては
- 分電盤まで
- 軒下まで
- 軒下にも来ていない
この3パターン。当然下へ行くほど工事が大規模になり費用がかかります。
中国電力さんのサイトではかなりわかりやすく解説がされているので見ておく価値がありです。自宅の配線を確認する方法まで紹介されているので、すぐに200Vにできるかどうかが判断できると思います。
こちらの中国電力さんのサイトが参考になると思います。
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