UENO-momo SUIRYU(吸龍)を徹底レビュー 話題のコードレスハンディクリーナーの実力は?

2022年8月23日ハンディクリーナー,掃除機レビューUENO-mono

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今回は楽天市場のお店UENO-monoさんからコードレスハンディクリーナーSUIRYU(吸龍)をご提供いただいたのでレビューしてみたいと思います 。

カラーは4色が用意されていて立てて充電できるスタンドがなかなかおしゃれなハンディクリーナーです。 雑誌などでも取り上げられて話題になった商品のようですね。

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販売ページを確認してみると返送料は負担しないといけないものの30日間の返品保証が付いています。

それだけ自信があるということか!?

SUIRYUの基本スペック

まずは基本スペックを見てみましょう。

充電時間2~3時間(リチウムイオン電池採用)
使用可能時間最大22分
運転音75dB以下
重量約810g
その他乾湿両用

充電時間は2~3時間と幅がありますが、まあこんなもんでしょう。やや速いかなってぐらい。

電池はリチウムイオン電池を採用しています。安いハンディクリーナーだとときどきニカドやニッケル電池が採用されていることがあるのですが、リチウムイオン電池ということで継ぎ足し充電が可能ですし自然放電も少ないです。

使用可能時間は最大22分とこれもハンディとしては一般的なかんじでしょうか。運転音もまあまあ。

重量は810g。ハンディなので軽くてサッと使えます。

注目は乾湿両用なこと。販売ページにも少し載っていましたが液体を吸うことができるようです。この点も含めてレビューをしていきたいと思います。

SUIRYU開封

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こちらが到着した箱。白をベースになかなかおしゃれな箱です。カラーはピンクを提供していただきました。

側面の記載事項など
側面の記載事項など
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箱を開封するとプチプチにくるまれた本体がお目見え。

内容物一覧
内容物一覧

こちらが取り出した内容物。

本体、収納バッグ、充電スタンド、予備のステンレスフィルター(本体にもステンレスフィルターがセットされている)、予備の逆流防止弁(本体にもセットされている)、ブラシノズル、フィルター掃除ブラシ、液体&すき間ノズル、ロングノズル、電源アダプター、充電方法やフィルターのセット方法を記載したカード、説明書が入っています。

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輸送中に電源が入らないよう、電源ボタン付近にゴムが固定されていました。

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説明書はカラー写真が使われていて丁寧な感じがします。裏面は写真が1枚もありませんでしたがQ&Aコーナーとか使い方動画へ飛ぶQRコードなどが記載されています。

本体

本体の上下
本体の上下

本体上部にはスライド式のボタンが1つ。運転モードは1つだけでパワーの調節はできません。まあハンディタイプなので個人的にはモード1つでも気になりません。ダストカップと接する部分にはダストカップ取り外しのための銀色のボタンがあります。

本体下部にはラベルが貼られていてUM-0001との記載があります。これが型番かも。

また、充電スタンドにセットするときのための窪みがあります。

塗装はきれいなピンク色ですが、わずかに塗装が剥がれていたり、窪みの部分は塗装仕切れていなかったりします。塗装が剥がれているということは使っているうちにどんどん剥がれてきそうではありますが、6000円以下の価格なので値段なりともいえます。

本体左右
本体左右

側面には排気口(楕円形の窪み)があります。持ちの手の部分は微妙に窪みがつけられていて持った時に指がフィットする形状になっているようです。

本体前後
本体前後

吸い込み口は楕円形をしています。ハンディタイプは用途としては食べかすなどをピンポイントで掃除することがメインとなるでしょうからこの形状で特に問題は無いかと。

後方には充電スタンドにセットしたときの接点があります。

排気の方向について

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排気口は本体の側面にある窪みのほか、持ち手付近の左右にも設けられています。こんなところにあったら手に直接排気が当たるんじゃないかと思いましたが斜め後方に排気されるようで手にはそんなに当たりません。

全然手に当たらないかというと、いくらかは当たってるんですが、個人的には許容範囲です。

ダストカップ

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本体上側のボタンを押してダストカップを外しました。ダストカップ取り外しボタンですが、持ち手を持っている状態からだと指が届きません。

片手はダストボックスを持ちつつ、もう片方の手で本体の太くなっている部分を持ちながら取り外しボタンを押すことになるのでちょっと外しにくいと感じるかも。手の小さい人はちょっと不便するかもしれません。

ダストカップとフィルター
ダストカップとフィルター

フィルターは切り欠きがあるのでダストカップの出っ張りと合わせて取り付けるようになっています。出っ張りは1つだけ形状が違うのですぐに分かります。

ダストカップ内部
ダストカップ内部

ダストカップ内部は先端が狭くなっていてここにゴミが詰まりやすそうですが、ハンディクリーナーはこんな感じの構造が多いような気がします。よってこのクリーナーだけのマイナス要素ではありません。

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ゴミの逆流を防ぐ逆流防止弁は取り外し可能で呼びの逆流防止弁も付属します。長期の使用を考慮して呼びパーツを付けてくれているのはありがたいです。

ステンレスフィルター
ステンレスフィルター

ステンレスフィルターは紙フィルターと違って耐久力がありそうです。ステンレスなので硬いのかと思いきやプリーツの部分は指で押すと少し形が変わるぐらいの硬さです。

ステンレスフィルターの本体側とダストカップ側
ステンレスフィルターの本体側とダストカップ側

ダストカップ側の丸い部分も空気が通り抜けるようです。

このステンレスフィルターも予備パーツ1つ付属しており、片方を水洗いして乾燥中でももう片方が使えるので便利です。

付属のノズル

ブラシノズル
ブラシノズル

ブラシノズルは横長の構造。ブラシはけっこう硬めです。

液体&すき間ノズル
液体&すき間ノズル

液体&すき間ノズル。

ロングノズル
ロングノズル

70cmのロングノズルも付属します。そんなに伸縮性はありませんが、ブラシノズルやすき間ノズルと組み合わせて使えるので狭いところの掃除に便利です。

ちなみに左右の口は大きさが違い、本体にせつぞくする方には三角のマークが付いています。

ブラシノズルと組み合わせたところ
ブラシノズルと組み合わせたところ

ブラシノズルと組み合わせられますし、ロングノズル→スキマノズル→ブラシノズルの順番で組み合わせて3つのノズルを同時に使うこともできます。

フィルター掃除ブラシ

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フィルター掃除用の小さなブラシも付属します。

充電スタンドとアダプター

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こちらが充電スタンド。

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スタンドの後方にプラグの差込口があります。

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クリーナーをセットするときは本体の窪みをスタンドの出っ張りに合わせます。これでしっかり固定されるようです。

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充電の様子なのですが、珍しいことにアダプター側にランプが搭載されていて、このランプの光り方で充電状態を判断します。赤点灯が充電中、緑点灯で充電完了です。

本体側にはランプが見当たらないので電池残量ランプを搭載して欲しかった・・・

充電中の全体像
充電中の全体像

充電中の全体像。なかなかスタイリッシュかも。ダストボックスのゴミが見えるのでリビングなどに置くときは毎回使用後にゴミを捨てたほうが良さそう。

この他気づきですが、本体に直接プラグを差し込んで充電することができないのでスタンドを使わない派の人にはちょっと不便です。どっちでも充電できるようにするとコストが上がるのかも。

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充電アダプターの形状はこんな感じ。

型番:OS-1201000J

入力0.5A MAX 出力12V 1A

収納バッグ

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収納バッグも付属して保管や移動に便利です。

本体とノズル類だけ入れてみたところ
本体とノズル類だけ入れてみたところ

バッグはぺったんこに畳まれていましたが広げてみるとけっこう収納量があります。

充電スタンド等も入れてみたところ
充電スタンド等も入れてみたところ

充電スタンドまで入れるとかなりきついですが、なんとか全てのパーツが収納できました。

全てのパーツを入れた状態で幅約42~43cm、高さ17~18cm、奥行き12~13cmといったところでしょうか。ちょっと出っ張るところができます。

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全て収納してチャックを閉じたところ。取っ手もあって便利です。

重さ

822g
822g

少し使ってからの計測だったのでゴミが少し付着していますが重さは822gでした。公称値よりも10gぐらい重いですが許容範囲内。

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持った感じもなかなか使いやすいです。

実際に使ってみる

いよいよ実際の使用です。

いつものように重曹や紙くずなどを吸わせてみました。ハンディなので吸引力については多少目をつぶって見て頂きたいです。

ハンディなので広範囲に散らばった細かな重曹をキレイに取るのは難しいですが、ハンディの吸引力としてはまずまずだと思います。吸い口を下に向けると重曹が落ちたりすることもあるのですが、重曹みたいな粉状のものを吸わせなければそんなに問題ありません。

当たり前ですが回転ブラシなんて無いので消しゴムや紙くずなどを吸わせても詰まることなく吸ってくれます。

マットに散らばった細かな重曹はさすがに取り切れませんが(スティッククリーナーでも取り残しがあるので当たり前)、紙くずなど大きめなゴミは問題なし。

付属のノズルですが、ロングノズルが便利です。スキマノズルやハンディブラシと組み合わせて狭い場所も軽快に掃除ができます。6000円しないハンディクリーナーの付属品としてはかなり良好だと思います。

お手入れ

お手入れですが、ダストカップの先端にゴミが残りやすいのはハンディークリーナーあるあるです。

ですがステンレスフィルターはなかなか優秀。ゴミが付着しないってことは無いですが、プリーツの間隔が広く作られているのでブラシで掃除するとわりと簡単にゴミを落とすことができます。

プリーツの間隔が狭いと奥に埃が溜まって水洗いをしてもなかなか取れません。その点、吸龍のステンレスフィルターは優秀だと思います。強度もまあまあありそう。


フィルターは予備のものが付属しますが、壊れたら単体で購入することもできます。

ちなみに各種ノズルやアダプター、ダストカップに至るまで単体で販売されており、長く使ってもらおうというUENO-monoさんの製品に関する姿勢が伺えます。

おしゃれx健康x時短家電 UENO-monoさんのショップページはこちら

ステンレスフィルターを外したときに、「フィルターに付着していたゴミがダストカップの淵に付着し、ダストカップを本体に取り付けなおしたときに本体が汚れる」ということがありますが、ハンディ式ならよくある話かもしれません。

水洗いせずにゴミ捨てだけする場合はカップの淵にゴミが残らないよう注意です。

本体の音に関しては、まあ可も無く不可もなくといった感じ。個人的にはハンディにしてはやや静かめかなーという印象です。

液体を吸わせたらどうなる?

吸龍の特徴の1つとして乾湿両用というのがありますが、麦茶や水を吸わせて試してみました。

結論から言うと吸えないこともないのですが、モーターが心配でそんなに使えないなというのが正直な感想です。うーん吸わせ方が悪いのかなあ・・・

麦茶を少量吸わせてみたところ、ステンレスフィルターを通過している麦茶がありました。フィルターを突破したらあとは本体内部に吸い込まれてしまうわけで、これはかなり心配です。

もっとたくさんの水を吸わせてみたときは・・・途中で水を吸わなくなりました。どうなっているのか本体をチェックしてみたところ、中から水の音が(汗

本体を振ると中が水滴がパラパラと床に飛び散ります・・・「液体も吸えるぞー!」とか思って調子に乗って吸わせると危険だと思います。

液体を吸わせたらフィルターにシミが残らないようにその日のうちに水洗いする必要がありますし、個人的には液体を吸わせるのはおすすめしません。ちょっと湿り気のある場所を掃除するぐらいに留めておいたほうがいいんじゃないかと。

SUIRYU(吸龍)のおすすめポイントマイナスポイント

おすすめポイント

  • ステンレスフィルターはプリーツフィルターの中ではかなりお手入れがしやすい
  • ステンレスフィルターと逆流防止弁は予備が付属する
  • ロングノズルを使用して狭いところも掃除ができる
  • 収納バッグ付きで持ち運びが簡単
  • 各種パーツは単体で注文することができる

マイナスポイント

  • 充電ランプ・電池残量ランプが本体に無い
  • 充電スタンドからしか充電できない
  • 液体はそんなに吸えない・・・と思う
  • 手の小さい人はダストカップが外しにくいかも

スタイリッシュな外観でカラーは4種から選べるのですが、塗装が微妙に剥げているところがあったので塗装の耐久力はそれほど無いと思います(値段なり)。

吸引力はハンディタイプなので期待できませんが、とくに不可も無い範囲。液体を吸わせるのはおすすめできません。

充電ランプが本体に無く電池の残量が分からないのと充電スタンドからしか充電できないのがちょっと残念ですが、ロングノズルで狭いところが掃除できるのはなかなか便利です。

お手入れの面ではダストカップが外しずらいのがややマイナスですがステンレスフィルターはなかなかゴミが落としやすく、プリーツフィルターを採用したこの手の掃除機の中ではかなり扱いやすいと思います。

予備のフィルターと逆流防止弁、収納バッグが付属するなど日々の使用に対する配慮は値段以上かもしれません。各種パーツが個別に注文できるのもナイスです。

電池残量関連とダストボックスの取り外に関してはもう少し改良されるといいかなと思いますが、この他の点については随所に使いやすさへの配慮が見られるハンディークリーナーでした。

液体を吸えるからという理由で買うのはおすすめしませんが、それ以外の部分はトータルで見ると値段以上と見ていいかなと思います(あくまでハンディなのでガッツリ床を掃除したい人はちゃんとヘッドの付いたスティックタイプを買ってください)。

UENO-mono コードレスハンディクリーナー SUIRYU(吸龍)を楽天市場でチェック
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