洗濯機(主にドラム式)が防水パンに入らない!はみ出る!置けない!そんなときの対処法は?またいで設置?
洗濯機の排水が漏れないようにと設置されている防水パン。
しかしドラム式洗濯機や大容量の洗濯機を設置しようとすると防水パンに入りきらない!!なんてこともあり得ますよね。賃貸物件の場合は防水パンを取り替えることも難しく、諦めてしまうケースも多々あると思います。
しかし中にはいろんなアイテムを使うことで防水パンからはみ出すサイズの洗濯機でも設置に成功している人たちもいます。
今回は洗濯機が防水パンに置けない場合の対処法について考えてみたいと思います。
洗濯機が防水パンからはみ出る時の対策1:はみ出した部分を防振ゴムなどでかさ上げ
防振ゴムなどを使ってはみ出した部分がぐらつかないようにする方法です。
同じ防水パンでも脚の部分がかさ上げされている(盛り上がっている)ものとそうでない物がありますのでそれによって使い方も変わってきますが、こうしたゴムマットやかさ上げ台を使ってはみ出した脚の高さを調節することで設置が可能になるかもしれません。
防水パンの厚みを考慮したりして高さを微調整する必要がありますので慎重に商品選びをしたいですね。
参考サイト
いろいろと工夫しながら設置している人がいます。これらを参考に洗濯機を設置する方法を模索してみてはどうでしょうか。
防水パンに洗濯機が置けない!引越し先の悲劇。
洗濯機が防水パンからはみ出る時の対策2:マルチメゾンというかさ上げ台を使う
64cm×64cm(74cm×64cmでも対応できるもの有)で四隅が盛り上がっているタイプの防水パンなら、「マルチメゾン」というかさ上げ台を使うことで設置が可能になるかもしれません。
この商品の特徴はなんといっても安定感と見た目。
X字のパーツが洗濯機の脚を乗せる4箇所のパーツを固定してくれているのでずれることがありません。
そして付属の前カバー。カバーを使うことで前方の開放部分を覆うことができるので見た目がスッキリ。
使える洗濯パンが限られてきますが安定度でいえばこちらのほうが圧倒的でしょう。
実際に使っている例ですが・・・
洗濯機かさ上げ「マルチメゾン」設置でマンション高圧洗浄対策へ!
などなど見た目がかなりすっきりする印象です。
こうしたアイテムの設置も検討するのもありではないでしょうか。
洗濯機が防水パンからはみ出る時の対策3:高さ調節可能な「かさ上げ台」を使う
見た目はマルチメゾンよりもよくないですが、価格で考えるならば高さ調節可能なかさ上げ台を使うというのも一手です。
防水パンに乗せる部分と、はみ出した部分では高さが違うので脚の高さを調節できるものを選びましょう。寸法確認もお忘れなく。
排水・安定性・蛇口の位置にも注意を
というわけで洗濯機が防水パンからはみ出してしまう場合の対策を考えてみましたが、注意したい点もいくつかあります。
まずは排水ホースの取り回しと安定性。せっかく洗濯機を設置できても水漏れ等事故が起こってしまっては台無しです。また、水平に設置できているかもきちんと確認しておきましょう。
そして忘れてはいけないのが蛇口の位置。ほとんどのケースで洗濯機の設置位置をかさ上げすることになってしまうので洗濯機本体が蛇口にぶつかってしまわないか、ぶつからない場合でもきちんと水を送ることができる高さかどうかも確認しておきましょう。
洗濯機のかさ上げをした場合は子供の事故にも注意
設置の際の注意点もそうですが、子供の事故にも注意しなくてはなりません。
自宅のリフォームに際し、配管を下に通すために縦型自動洗濯機の下に置き台を設置。下に7cmほどの空間ができていました。児は普段から洗濯機の底部に手を入れることがあったそうです。
— Dr.リノ🦏 (@awaguni_deko8) November 16, 2021
洗濯機からガガガと壊れたような音と本児の泣き声が聞こえたため父親が見に行くと指から出血していました。
続 pic.twitter.com/mEw7GK05ly
洗濯機をかさ上げした際は洗濯機の下側の空間が大きく空いてしまうため、そこから子供が手を突っ込んで指先端の不全断裂をしてしまうという事故が発生したことがあるようです。
小さい子のいる家庭やペットを飼っている家庭では洗濯機下のスペースに手を突っ込んだりしないようにクッションバーやワイヤーネットを設置するなど十分な対策を講じる必要があります。
洗濯機が防水パンからはみ出すときの対策はもちろん自己責任で
防水パンをはみ出した状態で設置する方法はメーカーは想定していないでしょう。
こういったことのお約束ではありますが、防水パンをはみだして設置したことによって万が一損害を負ったとしても自己責任ということは覚悟しておいたほうが良いと思います。
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