Dyson V7 fluffy SV11FF OLBを動画ありでレビュー!おすすめポイントは?
ダイソンから2018年に登場したDysonV7 SV11FF OLB。V7シリーズ自体は2017年に登場しているのですが、付属品が変更になって発売されました。
2017年モデルとの違いは付属品。SV11FF OLBの場合は、ソフトローラークリーナーヘッドの他にコンビネーションノズル、隙間ノズル、収納用ブラケットが付属します。
他のモデルと比べると少ないですが、その分価格がやや抑えられています。「付属品はいらないという人にはいいのかもしれません。
Dyson V7 fluffy SV11FF OLBの基本性能は?
基本的な性能ですが・・・
サイクロンテクノロジー | 2 Tier Radial™ (ティアーラジアル) サイクロン |
モーター | ダイソン デジタルモーター V7 |
充電時間 | 3.5時間 |
運転時間 | 通常モードでモーター駆動ヘッド未使用・・・30分 通常モードでモーター駆動ヘッド使用・・・20分 強モード・・・最大6分 |
本体重量 | 1.44kg |
製品重量 | 2.47kg |
となっています。モーターはV7とV8という違いはありますがサイクロンテクノロジーはV8と同じだと思われます。
運転時間はソフトローラークリーナーヘッドを使うと約20分と短めですが、充電時間は3.5時間とV8よりも1時間半速いです。V10やV11も3.5時間だけど。
魅力はダイソンにしては軽いところでしょうか。
Dyson V10 Fluffyは2.58kg、Dyson V11 Fluffyは2.72kgとだんだん重くなっているのに対してV7は2.47kgです。軽量を謳うほかのメーカーと比べたら重いのですが、ダイソンの中で軽量がいいというのならV7は候補の1つです。
開封
ダイソンV7の箱です。前回はDysonV11の収納スタンド付きモデルをレビューして箱がめっちゃでかかったのでV7の箱はとっても小さく感じます。
付属品が少ないのでとてもシンプルに収まっています。
内容物は本体・パイプ・ソフトローラークリーナーヘッド・隙間ノズル・コンビネーションノズル・充電器・収納用ブラケット。
本体
最近はバズーカみたいな形をしたV10やV11が登場していますが、V8までのダイソンの形状を踏襲した形になっています。
前面後面とも特に変わったところはないか。
丈夫にはモード切替ボタンが配置されています。下側から見るとバッテリーの詳細が書かれています。
通常モードと強モードの切り替はこのボタンで行います。
21.6Vの350W。
21.6V・2100mAh・46Whとなっています。
バッテリーの部分には残量や充電を表すランプが。
充電中は光って、充電が終わると消灯します。電池の残量も教えてくれますが、少なくなったら点滅するだけで、V8以降の機種のように細かくは教えてくれません。
充電アダプター
クリアビンやサイクロン部
注目はシュラウド(銀色のメッシュの部分)。V8やV10、V11と同じように目が細かいのでゴミが絡まりにくくなっています。
ゴミ捨て時にはクリアビンに装備された赤色のスクレーパーというゴムみたいなパーツがシュラウドに付いたゴミをこそぎ落としてくれるのでお手入れの手間が若干少なくなっています。
フィルター
フィルターはプレモーターフィルターとポストモーターフィルターの2つが搭載されています。
パイプ
パイプは青色
長さは約72cmです。
ソフトローラークリーナーヘッド
やわらかい素材が採用されているので床を傷つけにくくなっています。
また前面の開口部が大きいので少し大きめのゴミでも吸い込むことができます。
付属品もそうですが、ソフトローラークリーナーヘッドはV8以降の機種と同様なのでそちらのレビュー記事を参考にしいたらければと思います。
隙間ノズル・コンビネーションノズル
コンビネーションノズルはブラシを出した状態とひっこめた状態を状況に応じて使い分けができるので便利かもしれません。
隙間ノズルはいたって普通。
こちらもダイソンV11のレビュー記事を参考にしてもらえればと思います。
重曹を吸わせたりお手入れをしてみたり
重曹を壁際に撒いて吸わせてみたところ、やや取り残しがあります。ヘッドを横にスライドさせることでほとんど吸い取れたのですが、ヘッドの形状からして壁際はやや弱いのかもしれません。
5~10mmぐらいに切った消しゴムは少し弾くものもありましたが、ヘッドの性能もあってか吸い込むことができました。
ただし、いくつかヘッドの隙間に入り込むものがありました。ヘッドのこの部分はけっこうゴミが溜まりそうです。
フローリングは通常モードでまったく問題なさそう。ヘッドのローラーが届かない溝に入った重曹も強モードならほとんど吸うことができました。
恒例の重曹20gをマットに撒いてどのぐらい吸えるかの検証では通常モードで14g、強モードで16gを吸うことができました。ヘッドがソフトローラークリーナーヘッドなので掻き出す力はやや弱いところがあるかもしれません。それでもこれだけ吸えればまずまずの出来かも。じゅうたんやマットからしっかりとゴミを掻き出したいという人にはダイレクトドライブクリーナーヘッドを搭載したモデルがおすすめです。
2017年モデルでも付属するモデルがありますが、2019年モデルで2.2kgと軽量になったモデルも注目です。
と、話が逸れましたが元に戻します。
畳マットの上も通常モードで問題なし。コンビネーションノズルはブラシを出して細かいところを掃除するとなかなか便利です。
V10やV11に比べると軽いので取り回しはダイソンにしては良いかもしれません。持ってみてV10やV11ほどごっついと感じません。方向転換もなかなかスムーズです。たた、小回りの面ではやっぱり他のメーカーのほうがよさそう。
ゴミ捨てはクリアビンを取り外さず簡単にできます。サイクロン式によくある話ですが、クリアビンのフタのところにゴミが残るのが気になります。
お手入れに関してですが、ちょっとゴミを吸ったぐらいだとたいして汚れてません。パッキンの部分など汚れが溜まりやすい部分はありますが。目の細かいシュラウドとスクレーパーの効果はありそうです。
フィルターは2つなので手間はありますが、今回の検証で重曹を吸わせた程度では目に見える汚れはありませんでした。ちなみにこれらは水洗い可能です。
騒音に関しては通常モードはまあ普通かなといった感じ、強モードはけっこうキーンという音が気になります。V10やV11が静かなのを知っていると余計気になります。
Dyson V7 fluffy SV11FF OLBのおすすめポイント・マイナスポイント
おすすめポイント
- 価格が比較的安い
- ダイソンの中では軽いほう
- 軽いけどクリアビン周りはなかな良い
マイナスポイント
- 1万円ちょっと足したらV10が買えそう
- 電池残量は細かく表示されない
- 運転時間が最大30分と上位機種よりも短め
- SV11FF OLBは付属品が少ない
ダイソンが好きで、軽量モデルがというのならありかもしれません。問題は価格差をどう見るかというところです。1万円ちょっとプラスするとダイソンV10が買えます(記事執筆時点)。
重さ以外の面、時間・吸引力・音ともにダイソンV10のほうが上なので「少しでも安く」「どうせなら性能が良いほうが」という人で評価がわかれそうです。
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