Dyson V7 fluffy SV11FF OLBを動画ありでレビュー!おすすめポイントは?

2022年8月20日コードレスサイクロン,掃除機レビューDyson,ダイソン

ダイソンから2018年に登場したDysonV7 SV11FF OLB。V7シリーズ自体は2017年に登場しているのですが、付属品が変更になって発売されました。

2017年モデルとの違いは付属品。SV11FF OLBの場合は、ソフトローラークリーナーヘッドの他にコンビネーションノズル、隙間ノズル、収納用ブラケットが付属します。

他のモデルと比べると少ないですが、その分価格がやや抑えられています。「付属品はいらないという人にはいいのかもしれません。

Dyson V7 fluffy SV11FF OLBの基本性能は?

基本的な性能ですが・・・

サイクロンテクノロジー2 Tier Radial™
(ティアーラジアル)
サイクロン
モーターダイソン デジタルモーター V7
充電時間3.5時間
運転時間通常モードでモーター駆動ヘッド未使用・・・30分
通常モードでモーター駆動ヘッド使用・・・20分
強モード・・・最大6分
本体重量1.44kg
製品重量2.47kg

となっています。モーターはV7とV8という違いはありますがサイクロンテクノロジーはV8と同じだと思われます。

運転時間はソフトローラークリーナーヘッドを使うと約20分と短めですが、充電時間は3.5時間とV8よりも1時間半速いです。V10やV11も3.5時間だけど。

魅力はダイソンにしては軽いところでしょうか。

Dyson V10 Fluffyは2.58kg、Dyson V11 Fluffyは2.72kgとだんだん重くなっているのに対してV7は2.47kgです。軽量を謳うほかのメーカーと比べたら重いのですが、ダイソンの中で軽量がいいというのならV7は候補の1つです。

開封

DysonV7の箱
DysonV7の箱

ダイソンV7の箱です。前回はDysonV11の収納スタンド付きモデルをレビューして箱がめっちゃでかかったのでV7の箱はとっても小さく感じます。

開封したところ
開封したところ

付属品が少ないのでとてもシンプルに収まっています。

内容物一覧
内容物一覧

内容物は本体・パイプ・ソフトローラークリーナーヘッド・隙間ノズル・コンビネーションノズル・充電器・収納用ブラケット。

本体

本体左右
本体左右

最近はバズーカみたいな形をしたV10やV11が登場していますが、V8までのダイソンの形状を踏襲した形になっています。

本体前後
本体前後

前面後面とも特に変わったところはないか。

上下写真
上下写真

丈夫にはモード切替ボタンが配置されています。下側から見るとバッテリーの詳細が書かれています。

モードボタン
モードボタン

通常モードと強モードの切り替はこのボタンで行います。

バッテリーの表示
バッテリーの表示

21.6Vの350W。

バッテリーの表示その2
バッテリーの表示その2

21.6V・2100mAh・46Whとなっています。

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バッテリーの部分には残量や充電を表すランプが。

充電中は光って、充電が終わると消灯します。電池の残量も教えてくれますが、少なくなったら点滅するだけで、V8以降の機種のように細かくは教えてくれません。

充電アダプター

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クリアビンやサイクロン部

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注目はシュラウド(銀色のメッシュの部分)。V8やV10、V11と同じように目が細かいのでゴミが絡まりにくくなっています。

ゴミ捨て時にはクリアビンに装備された赤色のスクレーパーというゴムみたいなパーツがシュラウドに付いたゴミをこそぎ落としてくれるのでお手入れの手間が若干少なくなっています。

フィルター

フィルターは2つ
フィルターは2つ

フィルターはプレモーターフィルターとポストモーターフィルターの2つが搭載されています。

プレモーターフィルター
プレモーターフィルター
ポストモーターフィルター
ポストモーターフィルター

パイプ

パイプ
パイプ

パイプは青色

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長さは約72cmです。

ソフトローラークリーナーヘッド

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やわらかい素材が採用されているので床を傷つけにくくなっています。

また前面の開口部が大きいので少し大きめのゴミでも吸い込むことができます。

付属品もそうですが、ソフトローラークリーナーヘッドはV8以降の機種と同様なのでそちらのレビュー記事を参考にしいたらければと思います。

隙間ノズル・コンビネーションノズル

上がコンビネーションノズル下が隙間ノズル
上がコンビネーションノズル
下が隙間ノズル

コンビネーションノズルはブラシを出した状態とひっこめた状態を状況に応じて使い分けができるので便利かもしれません。

隙間ノズルはいたって普通。

こちらもダイソンV11のレビュー記事を参考にしてもらえればと思います。

重曹を吸わせたりお手入れをしてみたり

重曹を壁際に撒いて吸わせてみたところ、やや取り残しがあります。ヘッドを横にスライドさせることでほとんど吸い取れたのですが、ヘッドの形状からして壁際はやや弱いのかもしれません。

5~10mmぐらいに切った消しゴムは少し弾くものもありましたが、ヘッドの性能もあってか吸い込むことができました。

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ただし、いくつかヘッドの隙間に入り込むものがありました。ヘッドのこの部分はけっこうゴミが溜まりそうです。

フローリングは通常モードでまったく問題なさそう。ヘッドのローラーが届かない溝に入った重曹も強モードならほとんど吸うことができました。

恒例の重曹20gをマットに撒いてどのぐらい吸えるかの検証では通常モードで14g、強モードで16gを吸うことができました。ヘッドがソフトローラークリーナーヘッドなので掻き出す力はやや弱いところがあるかもしれません。それでもこれだけ吸えればまずまずの出来かも。じゅうたんやマットからしっかりとゴミを掻き出したいという人にはダイレクトドライブクリーナーヘッドを搭載したモデルがおすすめです。

2017年モデルでも付属するモデルがありますが、2019年モデルで2.2kgと軽量になったモデルも注目です。

と、話が逸れましたが元に戻します。

畳マットの上も通常モードで問題なし。コンビネーションノズルはブラシを出して細かいところを掃除するとなかなか便利です。

V10やV11に比べると軽いので取り回しはダイソンにしては良いかもしれません。持ってみてV10やV11ほどごっついと感じません。方向転換もなかなかスムーズです。たた、小回りの面ではやっぱり他のメーカーのほうがよさそう。

ゴミ捨てはクリアビンを取り外さず簡単にできます。サイクロン式によくある話ですが、クリアビンのフタのところにゴミが残るのが気になります。

お手入れに関してですが、ちょっとゴミを吸ったぐらいだとたいして汚れてません。パッキンの部分など汚れが溜まりやすい部分はありますが。目の細かいシュラウドとスクレーパーの効果はありそうです。

使用後のシュラウド
使用後のシュラウド
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スクレーパーとその周辺
スクレーパーとその周辺
パッキン周りは汚れが溜まる
パッキン周りは汚れが溜まる

フィルターは2つなので手間はありますが、今回の検証で重曹を吸わせた程度では目に見える汚れはありませんでした。ちなみにこれらは水洗い可能です。

フィルターはちょっと使ったぐらいじゃ汚れなし
フィルターはちょっと使ったぐらいじゃ汚れなし

騒音に関しては通常モードはまあ普通かなといった感じ、強モードはけっこうキーンという音が気になります。V10やV11が静かなのを知っていると余計気になります。

Dyson V7 fluffy SV11FF OLBのおすすめポイント・マイナスポイント

おすすめポイント

  • 価格が比較的安い
  • ダイソンの中では軽いほう
  • 軽いけどクリアビン周りはなかな良い

マイナスポイント

  • 1万円ちょっと足したらV10が買えそう
  • 電池残量は細かく表示されない
  • 運転時間が最大30分と上位機種よりも短め
  • SV11FF OLBは付属品が少ない

ダイソンが好きで、軽量モデルがというのならありかもしれません。問題は価格差をどう見るかというところです。1万円ちょっとプラスするとダイソンV10が買えます(記事執筆時点)。

重さ以外の面、時間・吸引力・音ともにダイソンV10のほうが上なので「少しでも安く」「どうせなら性能が良いほうが」という人で評価がわかれそうです。

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