Dyson V8 Fluffy SV10FFを口コミレビュー SV10FF2・SV10FF3との違いや種類の比較も

2024年9月3日コードレスサイクロン,掃除機レビューDyson,ダイソン

今回はダイソンV8 Fluffy SV10FFを使う機会を得ましたのでレビューをしてみたいと思います。

Dyson SV10FFとSV10FF2との違いについて

ダイソンV8Fluffyには「SV10FF」と「SV10FF2」という型番があります。前者が2016年に登場したモデル、後者が2017年のモデルですが基本性能に違いはありません。

では何が違うのかというと・・・

アップトップアダプターが付きました

主な付属品はSV10FFが

  • ミニモーターヘッド
  • コンビネーションノズル
  • 隙間ノズル

なのに対して

SV12FF2は

  • ミニモーターヘッド
  • コンビネーションノズル
  • 隙間ノズル
  • アップトップアダプター

となっています。

アップトップアダプターって何だろう?という人もいるかもしれません。

動画を撮っている方がいらっしゃったので貼っておきます。

このように高いところを掃除する時に便利なツールです。延長パイプと組み合わせて使うことがほとんどでしょう。場所に応じて角度を変えて使うこともできます。

Dyson SV10 FF3は何が違うの?

2018年にSV10FF3という語尾に「3」が付いたモデルも登場しました。付属品をチェックしてみると・・・

ミニソフトブラシが付いています。そしてアップトップアダプターはありません。

同じダイソンV8なので基本性能は変わりないと思われます。

Dyson V8 Fluffy SV10 FF3付属のミニソフトブラシ

これがミニソフトブラシです。ダイソンV10に付属していたものですがV10とV8の付属品は互換性があり、接続ができるのでほぼ変わりないでしょう。

テレビ画面やパソコン画面などデリケートな場所の掃除に使えるソフトなブラシです。

アップトップアダプターとどちらが欲しいかで購入するものを変えることになりますね。両方付けてくれればよかったんですけど

ダイソンV8 シリーズの種類一覧

ダイソンV8シリーズといってもいろんな種類があるのでここでまとめておきたいと思います。

SV10FF2のように型番の最後に「2」が入るものと「3」が入るものを掲載しています。それ以前のSV10FFなどは価格差があまり無くなってきているので省いています。

  付属品 ヘッド
Dyson V8 fluffy SV10FF2

 

ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズル・アップトップアダプター ソフトローラークリーナーヘッド
Dyson V8 fluffy+SV10FFCOM2

 

 

ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズル・アップトップアダプター・フトンツール・ハードブラシ・延長ホース  ソフトローラクリーナーヘッド
Dyson V8 animalpro SV10ANCOM2

 

 

ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズル・アップトップアダプター・フトンツール・ハードブラシ・延長ホース  ダイレクトドライブクリーナーヘッド
Dyson V8 Absolute+ SV10ABL2

 

 

ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズル・アップトップアダプター・フトンツール・ハードブラシ・延長ホース  ソフトローラークリーナーヘッド・ダイレクトドライブクリーナーヘッド
Dyson V8 Fluffy SV10 FF3

 

 

ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズル・ミニソフトブラシ ソフトローラークリーナーヘッド・ダイレクトドライブクリーナーヘッド
Dyson V8 Absolute+ SV10ABLEXT3

 

 

ミニモーターヘッド・コンビネーションノズル・隙間ノズル・アップトップアダプター・フトンツール・延長ホース・ミニソフトブラシ・フレキシブル隙間ノズル・ツールバッグ ソフトローラークリーナーヘッド・ダイレクトドライブクリーナーヘッド

ダイソン直販モデルとして2017年11月にDyson V8 Absolute+も登場しています。

くねくね曲がるフレキシブル隙間ノズルと付属品を収納するツールバッグが付属するのが特徴です。

Dyson V8バッテリーと稼動時間について

バッテリーの充電時間は5時間とV6の3.5時間とくらべて1.5時間長くなりました。

その分稼働時間は

  • 通常30分
  • MAX7分

となりました。

パーツによっても違いますのでDyson V8 Absolute+ SV10ABL2の説明書をもとに稼働時間をまとめてみました。

使用パーツ通常モードMAXモード
ソフトローラクリーナーヘッド・ミニモーターヘッド30分7分
ダイレクトドライブクリーナーヘッド25分7分
モーター非搭載パーツ40分7分

ダイレクトドライブクリーナーヘッドはパワーはありますが稼働時間は短くなっています。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:本体と付属品一覧

Dyson V8 Fluffy SV10FFの内容物

前置きが長くなってしまってすみません。

それではレビューです。写真のものが入っているもの全て。
本体・壁掛けツールと説明書・コンビネーションノズル・隙間ノズル・ミニモーターヘッド・充電アダプター・延長パイプ・ソフトローラクリーナーヘッド・説明書が入っています。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:本体

Dyson V8 Fluffy SV10FF本体

本体の左右と上下です。

見た目はV6シリーズを踏襲したような形になっています。

V6シリーズのレビュー記事はこちら

Dyson V8 Fluffy SV10FF本体上部

モードは2つのモードがあり、本体上部のスイッチで通常モードとMAXモードを切替えます。

Dyson V8 Fluffy SV10FF2か所のフィルター

フィルターも2箇所。

サイクロン部の中央にあるプレモーターフィルターとポストモーターフィルターです。

Dyson V8 Fluffy SV10FFポストモーターフィルター

こちらがポストモーターフィルターと本体。

Dyson V8 Fluffy SV10FFプレモーターフィルター

こちらがプレモーターフィルターと本体。

どちらも水洗いが可能ですが24時間以上乾燥させてから使わなければなりません。嫌なニオイの原因なります。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:ゴミ捨ての方法

Dyson V8 Fluffy SV10FFゴミ捨てレバー

ゴミ捨ては本体上部の赤いレバーを上に引っ張ることで行います。

Dyson V8 Fluffy SV10FFクリアビンの蓋が開いたところ

上に引っ張るとサイクロン部が上にスライド・そこからさらに引っ張るとクリアビンのフタが開いてゴミが下に落ちます。

V8ではV6には無かったゴミ捨てシステムがあります。クリアビンの赤い部分にゴムのスクレイパーが取り付けられていますが、ゴミ捨て時これがスライドすることでシュラウド(銀のメッシュ部分)に付いたホコリなどを落としてくれます。

これはお手入れの手間が減りそうです。

Dyson V8 Fluffy SV10FFシュラウド

サイクロン部とクリアビンを分離するにはここからさらに、内部の赤いボタンを押しながら(写真参照)両者を離します。

Dyson V8 Fluffy SV10FFサイクロン部を分離

こんなふうに分離ができました。

Dyson V8 Fluffy SV10FFクリアビンの蓋付近

分離したクリアビン(本体はつながっています)とサイクロン部。

クリアビンの黒色のゴムパッキン部分はゴミが溜まりやすいので定期的なお手入れが必要です。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:ソフトローラークリーナーヘッド

Dyson V8 Fluffy SV10FFフラフィヘッド

やわらかいフェルトでできているので床を傷つける心配は圧倒的に少ないです。

前方の開口部は広く大きめのゴミも吸い込んでくれます。

回転ブラシは大小2つとも取り外してお手入れができます。

ブラシの毛は短いので毛足の長いラグなどからしっかりゴミを掻き出したいならダイレクトドライブクリーナーヘッドを採用したモデルのほうがいいかもしれません。

狭い範囲ならミニモーターヘッドでなんとか。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:付属品など

Dyson V8 Fluffy SV10FF付属ノズル

付け替え可能なツールは3点。

コンビネーションノズルはブラシの部分を出したり引っ込めたりができます。ミニモーターヘッドはしっかりとゴミを掻き出したいときに。こちらもブラシを取り出してお手入れができます。

あとはいたって普通の隙間ノズルが付属します。

これらの付属品についてはダイソンV8とV10で互換性があるので使いまわすことができます。というか作りは一緒です。

ダイソンV10のレビューでも付属品のレビューをしているので参考にどうぞ。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:壁掛けツール

Dyson V8 Fluffy SV10FF壁掛けツール

壁掛けのブラケットはこちらです。本体は手前に引っ張ってから下に引っ張ると取り外せるようになっています。

充電中は本体に搭載されたLEDライトが光ります。充電が完了するとLEDライトが消えます。

使用中も3段階でバッテリーの残量を教えてくれるので残量を確認しながら掃除ができます。

Dyson V8 Fluffy SV10FF壁掛けツールにコードを通したところ

充電アダプターのプラグは上側。

裏の配線は写真右側のようになっています。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:本体や各パーツの重さ

重量も測ってみました。

Dyson V8 Fluffy SV10FF本体とパイプの重量

本体は1575g。パイプは291g。

Dyson V8 Fluffy SV10FFノズルとヘッドの重量

ミニモーターヘッド300g・コンビネーションノズル72g・ソフトローラークリーナーヘッド766g。

Dyson V8 Fluffy SV10FFすき間ノズルの重量

隙間ノズルが49gでした。

本体・パイプ・ソフトローラークリーナーヘッドで合計2.6kgちょっと。V6シリーズよりも300g弱ほど重くなっています。

単純に取り回しのしやすさだけでいうとV6のほうがやや良いといった感じでしょうか。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:実際にいろいろ吸引力などチェック

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いろんな場所で重曹を吸わせて吸引力を確かめてみました。

フローリングや畳などは標準モードで十分吸い取ってくれますので標準モードが基本となります。吸引力はやはりコードレスの中ではかなりあると思います。

毛足の長いマットなどは表面のゴミは吸い取ってくれますが、奥に入ったゴミまでしっかりと掻き出したいという場合はやはりダイレクトドライブクリーナーヘッドを使ったほうがよさそうです。

騒音値に関しても騒音計で測ってみました。標準モードで80dBオーバー、MAXモードで90dBオーバーでした。ただ、数値以外にも音の種類によって感じ方も変わってくるのでその点も確認してもらえればと思います。

Dyson V8 Fluffy SV10FF口コミレビュー:お手入れについて

お手入れに関してはスクレイパーによってメッシュ部分についたゴミが落とされますので、このあたりは汚れにくくなっていると思います。

他のダイソンをレビューした時にも触れていますがやはり問題はゴムパッキン。ここにはゴミがけっこう付着すると思います。

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