シャープES-GE60Pの写真付口コミレビュー穴なし槽の実力は?
新機種が登場して旧型となりましたが、そのES-GE60R購入の参考にもなると思われるES-GE60Pについて写真付きでレビューしていきたいと思います。
ちなみに新型のES-GE60Rはガンコ汚れ 、おしゃれ着のコースが追加され、穴なし槽のプラスチック部分に抗菌加工がされています。
コンパクトでお手頃価格
ES-GE60Pは3万円台から4万円という低価格ながらも、洗い3段階・すすぎ6通り・脱水4段階の設定が可能、24時間のタイマー、6kgの容量となかなか機能に優れています。
サイズもコンパクトでボディ幅は520mm。幅奥行き高さは565×535×898mmで限られたスペースにも設置できるのが魅力です。
国内メーカー製、低予算、そこそこの機能といった点がポイントでしょう。
外観と操作パネル

外観。いたって普通の洗濯機です。カラーはピンク色しかありません、5.5kgでいいならES-GE55Pがブルーですが、洗い3段階・すすぎ6通り・脱水4段階といったような細かい設定はできません。

操作パネルです。洗い、すすぎ、脱水の分数や回数が設定できます。水量の設定も3段階で可能。予約は1時間単位で24時間まで可能です。

ふたを閉めたところ。いたって普通の洗濯機です。

注意書きなど。
外観は特筆すべきものはありません。
安いながらも操作パネルで水量やすすぎ回数など設定できるので他の安物とくらべてボタンは少し多めです。

洗濯機下部。今回は洗濯機の真下に排水するようにしてもらったのでかさ上げ台の料金が別途掛かりました。2880円也。設置業者さんから購入しましたが、あらかじめかさ上げすれば設置できることがわかっているならかさ上げ台を自分で購入しておくといいかもしれません。

ホースに余裕があったのでぐるっと回して設置してあります。
洗濯槽、フィルター、洗剤投入口など

洗濯槽。シャープの洗濯機の特徴である穴なし槽です。槽には縦のラインが入っています。
底の部分はイルカの遊泳の原理を応用したというドルフィンパル。

液体洗剤の投入口

糸くずフィルター。特に変わった機能はありません。

柔軟剤投入口。こちらも別段どうということはありません。
洗浄力
ドルフィンパルAg+を搭載していますが、洗浄力についてどうこう感じることはありません。いたって標準的な洗浄力です。
Ag+についても洗濯物に関する効果は感じません、洗濯物の生乾きの臭いを抑えるならば、洗剤を変える、空気清浄機を使う、サーキュレーターなどで風を当てて乾燥を早くするといった対策のほうがよっぽど効果的であると思います。
脱水力
穴なし槽ということで気になる脱水ですが、それほど弱いとは感じません。言われるとなんとなく弱いような感じもしますが許容範囲内であると思います。
電気屋の店員さんの話によるとシャープの洗濯機は脱水時の回転が他のメーカーよりも強いということで、遠心力で水分を飛ばし洗濯槽の上下から排水するようです。
風乾燥
2時間を使って衣類の水分を飛ばす機能ですが、それほど有効ではありません、少量の化繊の衣類に対して使うならば有効かもしれませんが、それほど使用頻度は高くないでしょう。
騒音
使用していると「ああ、働いているなー」といった感じで音はします。お世辞にも静かとは言えません。候補としては東芝のマジックドラム搭載のAW-6D3M洗濯機がありましたが価格には2万5千円以上の開きがあり予算を抑えてES-GE60Pになりました。
騒音の値は洗いが42dB脱水が46dBです。
予算があるならAW-6D3Mは38dBと静かで奥行きも536mmとコンパクトなのでなかなかおすすめです。
その他使用感
電源を入れて標準コースでそのままスタートさせると、洗濯槽が何度か回転して自動的に必要な水量を測ってくれますが、これが精度がそれほどでもなく、少ない水量を設定してしまいます。
操作パネル真ん中のデジタル表示で水量が表示されますので、これは明らかに少ないと思ったら水量ボタンを押して手動で水量を増やしましょう。
唯一いまひとつだと思った点です。
使用する水量自体は
総評
別段たいした機能もないのですが、低価格のわりに細かく設定ができるのでそうした機能を求めている人にはなかなか良いのではないでしょうか。
感じたメリットデメリットをまとめておきます。
メリット
- 国内メーカー製でそこそこの価格
- 奥行きがコンパクト
- 穴なし槽で他メーカーにくらべて若干使用水量が少ない
- 24時間タイマー
デメリット
- 音はそれなりにする
- 穴なし槽の脱水は人によって評価がわかれる
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