くるくるドライヤーとヘアアイロンはどっちがいい?それぞれの便利な点と選び方のポイント
自分で手軽にスタイリングするのに、くるくるドライヤーやヘアアイロンはとても便利なアイテムです。でも店頭やネットで見てみると、いろいろな種類があり過ぎて結局何を選べばいいのか分からなくなったりします。

くるくるドライヤーのコーナーにもヘアアイロンのコーナーにも巻き髪やストレートの綺麗なモデルの写真が飾られているので「あれっ?くるくるドライヤーとヘアアイロンって何が違うんだろう?」と、もっと分からなくなるのです。
でも、それぞれの特徴を知ると自分にとってどっちがいいのか分かってきます。便利な点にも違いがあるので比較しながら見てみましょう。
選び方のポイントとして3つのポイントがありますのでこれらを基準に説明していきます。
- 髪型のセットはどちらが好みか
- 髪の毛は朝洗うのか夜洗うのか
- セット力を優先するのかダメージカットを優先するのか
といった3点が基準です。
理想の髪型はナチュラル系?しっかり系?

くるくるドライヤー
髪に自然な流れとカールを付けるのに向いています。毛先に軽く半月形を付けたい場合などにとても便利です。また、くるくるドライヤーのブラシ部分は熱くならないので、髪の根元近くの髪にもあてることができます。それにより、髪を根元から立ち上げふんわりとボリュームを出すことができます。ストレートにするときにも用いることができますが、この仕上がりもやや柔らかな印象になります。
ヘアアイロン
髪にしっかりとウエーブを付けることができます。毛先だけでなく髪の毛全体にカールを付けたいときに向いているでしょう。くるくるドライヤーに比べてカールの持続時間が長いのも特徴です。しかし、ヘアアイロンにはストレート用とカール用があります。ストレート用でも毛先に軽くカールを付けることはできますが、髪全体にカールを付けたい時にはカール用のヘアアイロンを使う必要があり兼用はできません。
※ストレートとカールの両方に対応した2WAYアイロンも販売されています。ストレートとカール両方に使うことができますが、外側がコテとして使えるようになっているのでその部分が肌にあたって火傷してしまう可能性があります。便利な製品ですが、より火傷に注意しながら使わなくてはなりません。
朝シャン派?それとも夜洗う?

くるくるドライヤー
洗った後の髪をドライヤーで9割ほど乾かしてからくるくるドライヤーで仕上げるのがベストです。出かける前にシャンプーをする習慣の人にとても使いやすいでしょう。乾いた髪をスタイリングしたいときは、まずよく濡らすかたっぷり目に整髪料を付けてからくるくるドライヤーを使うようにします。
ヘアアイロン
完全に乾いた髪に使います。そのため、ちょっとした寝ぐせ直しや部分使いに簡単に使用できます。 濡れた髪にヘアアイロンを使うと髪がやけどし、ひどい傷みの原因になるので注意しましょう。ヘアアイロン用の整髪料がしっかりと乾いたのを確認しましょう。
セット力を優先?それともダメージカット?

くるくるドライヤー
温度は最高でも120度程度です。そのためヘアアイロンに比べて温度が低く正しく使えば髪を傷めずに思い通りのセットをすることができます。しかし、細すぎる髪やすでに傷みがひどくて引っかかりやすい髪の場合、くるくるドライヤーのブラシに絡まったり摩擦で切れたりし、さらなるダメージを与えることがあります。また、使い方に慣れていないと上手くスタイリングすることができず、同じところに何度も熱を加え逆に髪を傷めることもあります。
ヘアアイロン
温度は130度から200度になります。そのため髪にあたえるダメージは大きくなります。最高でも180度までに抑えるのが良いとされていますが、ヘアアイロンを当てている時間が少しでも長くなってしまうと髪はみるみる焼け、うねりや広がりの原因になります。しかし、セット力が強いので一発できれいにセットできるのが魅力です。
特徴をつかんで自分に合ったほうを使うべき

ということで3点を基準に特徴をまとめてみまいた。
くるくるドライヤーとヘアアイロンは、どちらが優れているとか劣っているとかではなく、どちらが自分の必要に合っているかで選ぶのが重要です。自分にぴったりな物を選んで、忙しい朝を爽やかに過ごしましょう。
注目機種
最後に注目商品を紹介しておきます。これらの機種が絶対おすすめというわけではありませんが、どんな機種が人気なのかチェックしておくことでトレンドが見えてくるかも?
パナソニックEH-KN8G

パナソニックのナノケアという機能を搭載、3つのアタッチメントブラシが付属し人気のモデルです。
ナノイーとは簡単にいうとイオンを放出し髪にうるおいを与えるというものです。イオンの効果自体はプラシーボだという人がいる一方で、うるおいを感じるという人もいて感じ方は様々です。
付属のサロンブローブラシは両側からのテンションでくせ毛伸ばしに、ワイドブローブラシはスタイリングの仕上げなどに、太ロールブラシはカール付けにと単純なくるくるドライヤーとくらべて多彩な使い方ができるのも特徴です。
パナソニック EH-KE1J

こちらはナノイーではなくマイナスイオン機能を搭載したモデルです。ナノイーとマイナスイオンは何が違うのかというと
「ナノイー」は、水が高電圧を受けて、ナノサイズにまで分裂を繰り返したイオンで、マイナスイオンに比べて約1000倍の水分量(体積比)を持ち、弱酸性の特徴を持ちます。
マイナスイオンは、放電によって、マイナスの電気を帯びた酸素と空気中の微小な水が結合したものが発生します。これをマイナスイオンと呼んでいます。
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/10660/~/%E3%80%90%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%80%91%E3%80%80%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E9%81%95%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F
とのこと。ナノイーは弱酸性の性質を持ち水分量が多く、髪の毛をしなやかなまとまる髪にしてくれる効果が期待できると言われています。一方マイナスイオンしっとりサラサラな髪になると言われているものの水分量は少なく、性質は中性です。
ざっくりとした捉え方だとナノイーのほうが効果を実感できる可能性が高いということではないでしょうか。
ナノイーの機能が無く、付属品もブローブラシのみですが、その分価格が4000円前後と大変お手軽なのがポイントです。
Dyson Airwrap Volume+Shape HS01VNSFN
風の温度を毎秒40回以上も測定し温度を150℃以下に制御することで髪のへのダメージを抑えたり、風で髪を自動的に引き寄せる機能があったり、付属のアタッチメントで様々なスタイルに対応したりとダイソンらしくとっても機能性に優れています。
その分価格もすごいことになっていて5万円以上するのが難点なんですけどね。
↓さらにアタッチメントが豊富なモデルも販売されています。
パナソニック ストレートアイロン ナノケア EH-HS9E
こちらの機種のポイントは5点
- プレートの温度を1秒間に11回センシングしスタイリング中の温度低下を抑制
- スースグロスコーティングですべりやすさをアップしてキューティクルへの摩擦低減
- ナノイーでキューティクルケア
- 先端がスリムで根元への挿入がしやすい
- 約30秒の立ち上がりで忙しいときもすぐにセット
といった5点です。美容家電を多数販売しているパナソニックの人気機種ということで使いやすさにこだわった機能が多く搭載されています。
温度も130℃から最大200℃の5段階で設定可能となっています。
SALONIA 2WAY ストレート&カールアイロン SL-002
1台でカールにもストレートにも使える2WAYタイプです。
100℃~220℃の範囲で5℃ずつ温度調節が可能なところや価格が安く購入しやすいのがポイントです。
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