レンジが飛ぶ!?賃貸における電子レンジの地震対策・おすすめ転倒防止アイテムは?100均グッズで対策できる?
地震でレンジが飛ぶ
今回は「レンジが飛ぶ」という話です。
「どういうこっちゃ?」と思った人もいるかもしれませんが、大きな地震がくると揺れで電子レンジが物理的に飛んでしまう事態が考えられるんです。
震度3~4程度なら大丈夫かもしれませんが、震度6以上の震災級の地震がくると電子レンジのような重い物でもぶっ飛んでしまうことが十分考えられます。
総務省消防庁のWEBサイトでも
冷蔵庫やテレビ、電子レンジといった家電製品や、ピアノなどの転倒防止策です。一見、転倒とは縁遠いようですが、実は、倒れるだけではなくて、冷蔵庫が歩き出した り電子レンジが宙を飛ぶといった事例が報告されています。
https://www.fdma.go.jp/publication/database/kagu/post6.html
といった具合に電子レンジが地震で飛ぶと注意喚起されています。
そこで今回は電子レンジの地震対策・・・特に賃貸における対策について考えてみたいと思います。
レンジの地震対策1:レンジラックを固定する
電子レンジ自体の固定に注意がいってしまいがちですが、レンジを設置している棚やメタルラックが倒れてしまっては意味がありません。電子レンジが飛ぶぐらいの地震が来た時の対策ですので設置場所自体の転倒防止から考える必要があります。

賃貸の場合は壁などに傷や大きな穴などが残らないようにしなければなりませんが、その場合に有効なのがやはり天井とラックの間に突っ張り棒を設置することだと思います。
天井からラックまでの隙間に応じてたくさんの製品が販売されているのでよっぽどのことが無い限り対応できないということは無いでしょう。
アイリスオーヤマの物などがメジャーだと思います。
訳あって突っ張り棒が使えないという場合は家具転倒防止プレートというアイテムがあります。
棚の前面下側に挟み込むことで倒れにくくなるアイテムです。こちらは類似品が100均でも売られていて実際に効果を感じている人もけっこういるようです。
去年収納家具買った時に100均で買った転倒防止プレート
— まみっきー鴎人⚓ (@mami_cky) February 14, 2021
家具を後ろに傾けて転倒防止するゴム板みたいのなんですが、昨夜の地震でも戸棚揺れなかった👍️ pic.twitter.com/ELz2fJcEN5
↑Xでの口コミ。
メタルラックはキャスターから固定脚に
メタルラックを使用している場合は脚の部分をキャスターから固定脚に変更、そして専用の突っ張りパーツを天井との間に取り付けると安定感するでしょう。
メタルラック購入時の固定脚を無くしてしまっている場合、メーカーによってはアジャスターを販売していることがあるので探してみると良いと思います。
ルミナスさんからはテンションポールという名前で突っ張り棒が販売されていますね。
実際にテンションポールでメタルラックを固定している様子をアップしている方がいらっしゃったので貼っておきます。
ビフォー、途中、アフター。ルミナス突っ張り固定&棚板追加だん! pic.twitter.com/Ypmt8AlxWZ
— きっしぃ (@odd3jp) January 2, 2015
レンジの地震対策2:落下防止ストッパーを使う
続いてレンジ自体の固定ですが、プロセブンというメーカーさんからレンジストッパーというアイテムが発売されています。
粘着性の衝撃吸収素材を使ったストッパーでレンジの左右に取り付けて、棚板とレンジを固定するようになっています。

レンジの左右にスペースが必要ですが、2個使用時の耐震荷重は12kgとなっており、計算上がレンジもしっかり固定されるはずです。
ただし、撥水性のある場所では使用できなかったりと注意点がありますし、きちんと説明通りに貼り付けないと効果を発揮しません。その点は注意しておきましょう。
心配な場合は4個使うといいかもしれません。
適応温度は-20℃~75℃で耐用年数は5~7年となっています。
レンジの地震対策3:耐震ジェルマットを使う

こちらは耐震ジェルマット。
レンジの脚部分に敷くだけで簡単に設置できるのがメリットです。
設置は簡単ですが、しっかりと効果はあり、まずはじめに行う地震対策としても良いかもしれません。
ネットで多数の商品を購入することができます。
また、100均でも販売されていて手軽に入手することができます。
おはようございます😃
— たぽぽ@DIY×ブログ (@DIY71573024) December 12, 2021
収納棚の設置完了👌
搬入すると大きさが更に際立ちます🤣
ちょっと大きく作り過ぎました😅
収納力抜群ですね💡
ダイソーの耐震マットの安定感に
ビックリ‼︎
これは使えます😁#DIY pic.twitter.com/hDkn9BBdip
ダイソー耐震マットを評価する人も。
電子レンジで耐震ジェルが溶ける?
たしかに〜🤔
— みつむ ver.6 (@32_mitsustim) October 7, 2021
私も今の家マンションだから戸建てより揺れて耐震ジェル取り入れたや
100均のはマジで溶けるよ…耐震マットみたいなのも溶けたし画像の窓ガラスに貼ってたジェルシールも溶けた…
ちゃんとしたやつは耐震マットもジェルシールも溶けなかったからやっぱり安かろう悪かろうだね😔 pic.twitter.com/jNbudRxtas
一方で100均の耐震マットが溶けるという声もあります。
安いものだと熱でやられてしまうことがあるようですね。
100均以外の商品でも製品によりますが耐熱温度は60℃~75ぐらいだと思います。ただ、中には40℃という製品もあったのでレンジに使う場合は耐熱温度もチェックしたほうが良いかもしれません。
定期的にチェックして交換が必要か
レンジストッパーもそうだと思いますが、耐震ジェルのような商品は使っているうちに劣化しやすいような印象です。
うちはレンジではありませんが、ダイソーの耐震マットを使用していたところ2年少々で黄色っぽくなってきて乗せていたプリンタにピッチリ貼りついてなかなか剥がれなくなりました。幸い、溶けたり周囲を汚したりといったことは今のところありませんが、直射日光が当たったり熱の影響を受けやすい場所に設置したりする場合は定期的に劣化していなかチェックすべきでしょう。
- 購入時に耐震マットの耐熱温度を確認する
- 劣化が無いか定期的にチェックする
といったことが大切だと思います。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません