電気シェーバーの耐用年数ってどのくらい?何年使えるの?買い替えのタイミングは?

2022年7月15日電気シェーバー

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電気シェーバーを購入するにあたって、「どのぐらいの年数使えるのか?」というのは気になる要素の1つです。

刃が駄目になったら剃り味は落ちていきますが、今回は刃は交換するものとして本体はどのぐらい持つかについての話です。「そんなものは運によるだろ!」と言ってしまえばそれまでなのですが、いろんな観点からシェーバーの寿命について考えてみたいと思います。

ちなみに替え刃については電気シェーバーの替え刃・交換時期や費用は?メーカーごとにチェック!という記事で書いているの参考にご覧ください。

補修用性能部品の保有期間

有名メーカーは家電製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間を定めています。各メーカーの年数をチェックしてみました。

パナソニック製造打ち切り後6年
フィリップス製造打ち切り後6年
日立製造打ち切り後6年

ブラウンはわかりませんでしたが他のメーカーは製造打ち切り後6年となっています。モデルにもよりますがだいたい発売から1年経ったら製造が打ち切りになりますから1年+6年で発売からだいたい7年ぐらい経過したら補修用部品の在庫が無くなっている可能性があるわけです。

これだけの期間経ったらシェーバーが壊れるってものでもないですが7年も経ったら部品が無いかもしれないしそろそろ新しいシェーバーの購入を検討してもいいのかもしれません。

バッテリーの寿命を考える

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電気シェーバーの多くはリチウムイオンバッテリーというバッテリーを使用しています。これは物にもよりますが500回の放充電が可能といわれています(ものによってはもっと多かったりしますが)。

ただし500回といっても単純に500回充電したら寿命というわけではなく100%分の残量を500回使ったらということなんだそうです。

例えば1日目に30%、2日目に40%、3日目に30%を使用したら合計100%になるのでこれで1回分ということです。

3日で1回の充電サイクルだったら3日×500回で1500日分。4年少々という計算になります。ちなみにパナソニックの下位機種の説明書を調べてみたら、寿命は3年程度と記載されていました。

使い方にもよりますがこのぐらいの期間を過ぎたあたりからバッテリーの減りが速くなることが考えられます。

こまめに充電して使うからバッテリーの減りが速くなっても気にしないよという場合は別ですが、3~4年を目安に買い替えるのも手かもしれません。

使い方によって消耗度合いは大きく違う

当たり前ですが髭が濃ければシェービングにかける時間は長くなりますし、薄ければさっと終わらせられます。

これが毎日となるとバッテリーの消耗具合は大きく変わってくるでしょう。「何年も使っているけどバッテリーは全然問題無いよ」という人は1回あたりのシェービング時間が短いか、カミソリと併用している可能性が高いでしょう。

充電スタンドと本体の接点に気をつけよう

余談ですが、私が以前に使っていたスタンドと本体に接点があってそこから充電するタイプのシェーバーは接点が汚れたのか充電ができなくなってしまいました。

お風呂剃りをして塗れたままにしておいたのがいけなかったのか接触が悪くなりついには充電できなくなってしまったのです。スタンドから充電するタイプは接点が汚れないよう気を配るといいかもしれません。

本体自体の故障について

バッテリー以外だと駆動部分がおかしくなった、モーターから異音がするようになったといったあたり主な故障の症状です。

私は電気シェーバー利用暦は10年以上になりますが、最近のシェーバーは精度が高いのかこうした故障は体験したことがありません。水没させて壊した(保証期間内だったのでブラウンに言ったら無償で修理してくれた!)のと充電の接点不良はありましたが・・・シェーバーが正常に使える状態で買い替えを検討したことのほうが多いです。

買い替えの理由は刃の切れ味が悪くなった気がしたから、4枚刃や5枚刃の商品を試してみたくなったからという理由です。

同じシェーバーを10年以上使い続けている人もいるわけで、不注意以外で本体の故障が発生するのは少なそうです。

メンテナンスでも変わる寿命

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繰り返しになりますが使用条件によって寿命が変わってくる面もおおいにあるのでメンテナンスや心がけによって寿命が伸びます。いくつかポイントを挙げておきます。

乱暴に扱わない

慣れてくると乱暴に扱ってしまいがちですが、電化製品なのでデリケートな部分もあります。今回の趣旨から少しズレますが、乱暴に扱うと外刃の破損が多いんじゃないでしょうか。

湿気を避ける

お風呂剃り対応製品でも塗れたままだと接点不良になったり、錆が発生したりといった可能性が考えられます。乾燥させるということも大切です。

しばらく使わないときはバッテリーの残量を50~70%ぐらいに

リチウムイオンバッテリーは0%と100%どちらの状態でも消耗が大きいと言われています。1週間以上など長期間使わないようなときは電池の残量をある程度保って保管することも大切です。

買い替えのタイミングは?

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ということで保有部品の観点からすると6~7年、バッテリーの観点からすると3~4年あたりが買い替えの目安となりそうです。

ちなみに替え刃の寿命が1年半~2年ぐらなことが多いのでこのぐらいで買い替えるという考え方もありますが、これは本体価格が安い場合で「替え刃を買うぐらいならもう少しだけ予算を増やして新しい本体を買っちゃおう」というものです。ミドルクラス以上の製品には当てはめられません。

まあいろいろありますが、これらの要素と「新しい商品を使ってみたい」という気持ちが合わさったときが買い替えのタイミングなのかもしれません。

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