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ヨドバシカメラで聞く!炊飯器各メーカーおすすめのポイント!違いは何?

2020年8月21日お店で取材, 炊飯器


炊飯器の買い替えや購入を考えているけどどれが良いのかイマイチ分からない!という人のために今回はヨドバシカメラ新宿西口で炊飯器のメーカーによる違いやおすすめポイントなどいろいろ聞いてみました!

まずは各メーカーの高級炊飯器から。ちなみに5.5合炊きのモデルでチェックしています。

パナソニック SR-VSX108

パナソニックは内釜の素材よりもどちらかというと本体の機械的な面にこだわったメーカーさんであるとのことでした。

「Wおどり炊き」という機能を前面に押し出していて炊飯器の購入を考えている人は耳にしたこともあるかもしれません。底のIHと底側面のIHを切替えて熱対流を起こしたり、圧力をかえたりすることでお米が立ったような炊き上がりになるようです。

最上位のSR-VSX108では新たにお米の鮮度をセンシングして炊き分ける機能が新たに搭載されていてこれによってより美味しく炊き上がるようです。


釜はダイヤモンドプレミアムコートで5年保証(下位モデルは3年保証)

底のくぼみは大きい泡を発生させて対流を活性化させるためにあるようです。


操作パネルはフラットで掃除しやすそう。


炊飯器内部。


内蓋の裏側。

このほか本体を開けて右奥にある水容器、本体上部に付いているうまみ循環タンクのお手入れが必要です。

銘柄炊き分けコンシェルジュで50銘柄の炊き分け

その他で気になる機能は銘柄炊き分けコンシェルジュ。お米のブランドに合わせた炊き分けが可能なのですが、50銘柄という非常に多くの銘柄が炊き分けが可能となっています。

象印 炎舞炊き NW-KA10


象印は炎舞炊きという名前の炊飯器が販売されています。

ちょうど象印の販売員さんがおり話を聞くことができました(他の炊飯器はヨドバシカメラの店員さんに聞いています)。

以前は羽根のついたような形状をした内釜でしたが、重いという意見があり、見直して内釜は1.8kg→1.2kgに軽量化されたとのこと。

炊き上げに関しては底に独立制御の3つのIHを搭載していて時間差で加熱することによって対流を引き起こすそうです。対流を引き起こすという面ではパナソニックと似ているかもしれませんね。

食感の炊き分け5段階

機能面では食感の炊き分けが5段階で可能。

しゃっきり、ややしゃっきり、ふつう、ややもちもち、もちもちといった炊き分けができるので食感のこだわりがある人は良いかもしれません。

アンケートに答えると次回の炊きあがりを調節してくれる「わが家炊き」

前回のご飯の感想を答えるとそれに応じて次回の炊きあがりを調節してくれる「わが家炊き」という機能も特徴の1つだそうです。メーカーサイトをチェックしてみると121通りもの炊き方があるようです。これだけあれば好みの食感がみつかるかも?


内釜は間に鉄をはさみこんである仕様。業界初らしいです。

パナソニックと同じですが5年保証もありがたいですね。

ふちの銀色の部分は下から上へ上がってくる熱を外に出さないようにするためのようです。


内釜内部。


内ふたはうるおい二重ぶたという構造。

水分を逃がさない構造で保温にもよさそう。調べてみたら極め保温と高め保温というモードが用意されていて極め保温は40時間もの保温が可能でした。


内ぶたが2枚ありますが、洗うのはこの2枚と内釜だけで済むのでお手入れが楽かも。

タイガー 炊きたて JPH-A101

タイガーは内釜特にこだわっているメーカーさんのようで、内釜に土鍋を採用しています。

土鍋を採用していることで土鍋特有の炊き上げが期待できるとのことでした。土鍋のおこげが味わえたり香ばしさだったり、こうした面はタイガーの特徴かもしれません。

メーカーサイトによると熱伝導性を高める炭化ケイ素を配合したことで従来よりもさらに熱伝導良くなったとのこと。

また、可変する圧力によってもっちりしつつも弾力のあるお米が炊きあがるようです。


こちらが土鍋釜。土鍋なのでデリケートな面も。扱い方のしおりが付いてくるみたいです。

メーカーサイトの2017年のQ&Aからですが重さは5.5合で1kgと意外と重くない?

保証に注意

土鍋釜の保証は1年間(内面フッ素加工のみ)となっていて他とくらべるとこの点はやや心配。土鍋なので割れることもあるようです。少し調べてみましたが割れてしまったら購入店で取り寄せかタイガーのパーツショップで購入することになるようです。

通常の土鍋よりも強度はあるみたいですが、細かいことは気にせず内釜を使いたい人には向かないかもしれません。


炊飯器の内部


内ぶたの裏側。

写真にはありませんがスチームキャップと内ぶたと内釜の洗浄で済むのでお手入れは簡単そうです。

内ぶたは親水効果のある加工になっていて保温時にはしっとり保温する効果があるようです。

三菱電機 KAMADO NJ-AW108

三菱電機の炊飯器もタイガーと同じく内釜にこだわっているようです。

内釜には純度99.9%の炭が使われています。炭による遠赤外線効果で包み込むように加熱、ご飯がふっくらと炊きあがるのが特徴とのことです。炭は蓄熱力も高いとのことでした。

底面のIHの他、胴回り、ふたにもヒーターを搭載し火力アップにも余念がありません。

また、店員さんからの話では圧力を使っていないというのも特徴ということでした。かまどに近い炊きあがりを目指しているようです。


内釜。淵に羽根が付いています。

炭でできているのでやはり他の釜とくらべて割れやすいとの説明を受けました。メーカーサイトで確認したら土鍋などと同程度の模様。

タイガーの土鍋釜と同じく割れても保証はありません。購入店や三菱電機の修理窓口に連絡して新しい釜を購入することになります。


外観は丸いデザインで他のメーカーの炊飯器とはちょっぴり違います。


炊飯器の中。


内ぶたは二重構造になっています。

黒い部分は炭コートのようです。ここはコーディングなのでそれほど効果はありませんがここでも遠赤外線効果が発揮できるように工夫されています。銀色のプレートの真ん中やや上にあるのは「ダイレクトセンサー」火力を制御するためのセンサーとなっています。

炊き分けは35種類

こちらにも銘柄炊き分け機能が搭載されていて35品種に対応しています。

店舗に行ったときは前年のモデルが展示されていましたが新しいモデルも登場するようですので貼っておきます。

東芝 RC-10ZWM

東芝の特徴は圧力と真空。圧力は他の炊飯器でもよく見られる機能ですが真空というのは他には無いかも。

店員さんの話によると真空で吸水させることによってしっかりと水を吸わせることができるそうです。メーカーの解説によるとしっかりと吸水することでふっくらとした炊き上がりになるとのこと。

真空は保温時にも活躍してくれます。内釜の中の空気を外へ追い出すことで酸化や水分の蒸発を抑えてくれるので保温をよく使う人にもよさそう。保温時間は最大40分となっています。

炊飯メニューでは11通りの好みの食感で炊き分ける「かまど名人コース」が特徴でしょうか。


日本製というのもウリみたいです。具体的に何が変わるというわけでもないですが気分的には安心ですね。


蒸気口。


内ぶたと内釜。


内釜は羽釜になっています。保証は5年間。

日立 RZ-BV100M

日立の炊飯器は圧力スチーム炊きというのが特徴。

圧力をかけつつスチームで蒸らすのでつやのある炊き上がりになるとのこと。

このスチームは保温にも使われており、ご飯がパサパサになるのを防いでくれそうです。

この他の特徴としては少量炊きメニューがあること。炊飯器は対応する量よりも大幅に少ない分量を炊くと(例えば5.5合炊きなら1~2合)炊き上がりがやや落ちてしまうそうですが、日立なら少量でもOKとのこと。

日立の場合はスチームと側面ヒーターで高温を保つことで少量でも美味しく炊きあがるようです。


本体の蒸気口を見ると蒸気カットの文字が。蒸気の量がかなり少ないので置き場所の候補が増えるかもしれませんね。


蒸気口は外すとこんなになっています。


炊飯器の内部。

内釜は軽量で約720g。そして保証は6年とパナソニックなど他のメーカーよりも1年長くなっています。内釜の使いやすさや保証にこだわるならけっこう良さそう。


内ぶたは2つに分離する構造。


取り外すとこんな感じ。

有名メーカー以外のかわりダネ炊飯器

有名メーカー以外でもご飯の炊き上がりにこだわった炊飯器が存在します。ヨドバシカメラでは特別にスペースを設けて展示がされていました。クセのある炊飯器ではありますが、とにかく炊き上がりにこだわりたいという場合はこれらの炊飯器も検討の価値ありかも。

シロカ かまどさん電気

土鍋で炊いたご飯が美味しいのはわかっていたことですが、土鍋はIHに反応してくれません。

そんな問題を解決し、土鍋と電気でご飯が炊けるようになったのがこの「かまどさん電気」です。土鍋なのでおこげも出来て炊き上がりは抜群。

土鍋なので割れやすい点や3合炊きのわりに場所をとってしまうこと、重いことなどが弱点ですが土鍋の味を電気炊飯器でも食べられるのは大きな魅力です。

バーミキュラ ライスポット

バーミキュラ ライスポットは他の炊飯器とはまったく違うデザインです。

メーカーサイトによるとかまどの炎を再現したらこんなになったそうで、鍋を包み込むように加熱することでかまどの熱を再現しているみたいです。

鍋を持ってみるとかなり重いので取り扱いに難はありますが、おしゃれな外観やご飯の炊き上がりが魅力です。

もっと安いモデルはどうなのさ?

各メーカーの高級機種は分かったけどもっと安いモデルはどうなのさ?と思っている人もいると思うので1万円台後半~3万円以下のお手ごろ価格帯のモデルについてもヨドバシカメラの店員さんに聞いてみました。

そうするとまず聞かれたのが保温をよく使うかどうか、象印はこの価格帯でも「高め」「うるつや」という2つのモードがあり保温能力が高いということでした、保温は重視せず炊き上がり重視の火力のあるものならパナソニックやタイガーとのこと。

また、独自路線を行っているメーカーとしてアイリスオーヤマを紹介してくれました。この価格帯で銘柄炊き分けがあったり、カロリー計算やお米計量機能があり、こうした機能に魅力を感じるなら候補に入れてもいいかもしれません。

候補に挙がったいくつかのモデルをピックアップしてみます。

内釜の素材やコーティングについて効果はあるの?

とその前の内釜のコーティングについてのお話を。

ここまで有名メーカーの各種モデルの特徴を聞いてみましたが気になるのは内釜の材質やコーティング、内釜の材質自体が違うのはなんとなく効果がありそうなのはわかりますが、「コーティングがされている(炭コーティングとかダイヤモンドコーティングとか)ものは実際のところどのぐらい効果があるの?」と店員さんに聞いてみました。

するとかえってきたのは「素材が違うタイプは普通の釜と比べて味の違いがわかるけど、コーティングの場合はよっぽど味に敏感な人じゃないとわからない」といった趣旨の言葉でした。

細かく味の違いがわかる人以外はコーティングはあまり気にしなくても良いのかもしれません。ということで価格のお手ごろなモデルを選ぶときは内釜のコーティングはあまり気にせず機能面で選ぶもの一手です。

象印 NP-HF10

象印という有名メーカーのIH炊飯器ながら価格が安いのが魅力の1台。2016年のモデルとちょっと古いけど1,2年で劇的に変わるわけでもないのでコスパ重視、保温重視ならけっこう良いかもと思いました。


炊飯器のふたを開けるとこんな感じ。


内ぶたや内部はとってもシンプルな印象。

保温中に再加熱を押すとあたたかいご飯が食べられるあったか「再加熱」という機能も搭載されています。

こちらが2016年モデルNP-HF10

2018年モデルも登場していました。

象印  NP-VZ10

こちらは黒まる厚釜という底が丸い内釜を採用しているのとご飯の炊き上がりを「ふつう」「やわらかめ」「かため」から選べるのが特徴の1台。

少し高いのは出たばかりだからだと思われます。

同じ象印とあって内部はたいしてかわりがなさそう。

少しでも機能が多いほうがいいならこっちか。

パナソニック SR-FD108

パナソニックのお手ごろ価格はこちら銀シャリモードが搭載されていたり、少量炊飯モードが搭載されているのが特徴でしょうか。

内釜はダイヤモンド銅釜、気分的な問題ですが外側はなんだかちょっぴり高級そう。

内ぶたもシンプル。


蒸気口。

パナソニックということでなんだか安心感を感じる人も多いかもしれません。

店員さんに聞いた情報ではパナソニックの内釜はコーティングが強いとのこと。コーティングの剥がれにくさを重視するならパナソニックです。

また、炊き上がりの傾向(あくまで傾向なのでモードや水加減にもよると思いますが)としてはやわらかめとのこと。

三菱電機 NJ-VE108

三菱電機の炊飯器もありました。こちらは四角い外観が特徴的。

四角い分奥行きが短い感じ、取っ手が無いので持ち運びにくいのがデメリットでしょうか。

ふつう、かため、やわらかの炊き分けがあります。

ここには表示されていませんが芳醇炊きというメニューも。炊き始める前に時間をかけることでより美味しく炊き上がるモードの模様。

フタを開けたところ。


内ぶたと蒸気口が一体化しています。

洗いにくいかもしれませんが蒸気口を別で取り外して洗う手間は無いので長所と捉えるか短所として捉えるかは使う人次第。


内釜は炭のコートがほどこされているみたいですが、高級機の本炭釜と違って強度があるので割れる心配はしなくてよいでしょう。

そろそろモデルチェンジの時期なのか2万円を大きく下回る価格でした。

新しいモデルはこちら

アイリスオーヤマ KRC-IC50

独自路線を往くアイリスオーヤマの炊飯器。

2万円台という価格ながらも40銘柄の炊き分けができ、よそったご飯のカロリーの計量(メーカーサイトによると残ったご飯の重量からカロリーを計算するらしい)もできたりと確かに他のメーカーとは一味違います。

重量と水量のセンサーが搭載されていてこれが40銘柄の炊き分けに生かされているようです。


蒸気口のパーツはけっこう大きめ。

蒸しプレートも付属するので蒸し料理もできる模様。


内ぶたを外すとこんな感じ。


内釜はダイヤモンドコートの銅釜。

意外と高級そうな印象。ただし保証については何年か書かれていなかったので本体と同じく1年だけかも?

コーティングの強さを求めるなら他のメーカーがいいかもしれません。

高級機はメーカーによる差が大きいがコスパ重視なら気にすることは無いか

というわけでヨドバシカメラでいろいろ聞いたり見たりしてきたわけですが、高級機はメーカーが独自コンセプトを打ち出していてけっこう炊き上がりに違いがありそうですね。

予算2~3万円ぐらいになってくるとメーカーによる違いはあるものの高級機とくらべると大きくは無さそう(そんな中アイリスオーヤマはかなりの独自路線ですが)。内釜や内ぶたのお手入れのしやすさや好みの機能があるかどうかで決めていくのが良いかもしれません。

かなり長くなってしまいましたが炊飯器購入の参考になれば幸いです。