価格によるドライヤーの違い 値段の高い安いで何が変わるの?

2020年7月9日ドライヤー,ドライヤー選び

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ドライヤーを買おうと思ってお店に行くと、2000円の物から50000円ぐらいの物までピンキリ!何を買ったらいいのか分からなくなるかもしれません。

「普通でいい」と思っていても、何が「普通」なのか何が必要なのか分からなくなるものです。

見た目はどれも同じようなドライヤーなのに、価格に幅があるのはなぜなのでしょうか?それは様々な機能が関係してきます。そこで主にどんな機能が価格に影響しているのか、どんな選び方をしたら良いのかまとめてみました。

風の勢いが違う

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最近のドライヤーは低価格帯でも風量のあるものが多いですが、あんまり安い物を買うと風量が物足りないと感じてしまうかもしれません。ドライヤーの風量は㎥/ 分で表されますが「1.5m3/分」が髪の毛が乾きやすいかどうかの目安となります。

4000円から5000円ぐらいで選ぶことができますが、同じ値段であれば他の機能の付いていないものを選ぶのも1つの方法です。その方が耐久性に優れている場合が多いからです。またマイナスイオンが発生するタイプの物はやや速乾性に劣るのともいわれています。

特にこだわりはないけれど早く乾かすことのできるドライヤーが欲しい、と思っているなら一番シンプルな物を選ぶと良いでしょう。風量はしっかりとチェックし「1.5m3/分」以上であることを確認すれば物足りなさを感じることなく使うことができます。

ヘアケア機能が違う

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マイナスイオン、パナソニックのナノイー、シャープのプラズマクラスターといったイオンによる効果を期待したものや、温風と冷風を同時に出したり、温風と冷風を自動的に切り替えてくれるものはその分価格が高くなります。

単純にマイナスイオンだけ搭載したものは3000~4000円ぐらいでも買えるかもしれませんが、ナノイーやプラズマクラスターだと1万円を越えるものが多く、一気に価格が高くなる印象です。

イオンに関してはすべての人が同じように効果を感じるわけではなく、評価が分かれる部分なので価格に見合ったものだと感じるかどうかは人次第。実機を試してから購入するのが一番ですが、ヘアケアに特別なこだわりが無ければ無理してナノイーやプラズマクラスターのドライヤーを買わなくてもいいかもしれません。

温風と冷風の切り替え機能に関しては、冷風を上手に使うことで、濡れた時に開いてしまった髪のキューティクルがしっかりと閉じ、それによって髪にツヤと潤いを持たせることができます。この機能は素人には難しい温風と冷風の切り替えをサポートしてくれるのでイオンよりも効果を実感しやすいでしょう。

搭載されている機能が多くなればそれだけ価格も高くなっていきます。ヘアケアを考えたドライヤーの場合、価格は10000円から30000円とみるのが妥当でしょう。

スカルプケアを搭載したもの

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近年ではスカルプケアを意識したドライヤーも増えてきています。

抜け毛やフケで悩んでおられる方は頭皮のケアに注目されるでしょう。また健康な髪を作りたいなら、まず健康な頭皮が必要です。

スカルプケアのドライヤーには頭皮をマッサージする機能がついていたり、オゾンの力で除菌をする機能がついているものがあります。また遠赤外線で頭皮を奥から温め血行を良くする機能を搭載しているものもあります。ヘアケア用とは異なり、一般に風量はあまり強くありません。

ヤーマンやシャープのスカルプドライヤーは話題になりました。

ただし、期待しすぎは禁物です。商品説明にはめちゃくちゃ効果がありそうなことが書かれていますが、ドライヤーに劇的な効果を期待するのはちょっと無理がある気がします。

マッサージなどで頭皮が気持ちよかったり、という効果はあるでしょうが、これを使ったからと言って劇的に状態が改善されるかというとにわかには信じがたいところです。

髪をきれいにセットしたい人向けのくるくるドライヤーは何が違う?

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髪を簡単にブローしたい時に重宝するのがくるくるドライヤーです。簡単に言えば、温風と冷風が出れば髪の形を作ることができます。それだけの機能で良いのであれば2000円から3000円で購入可能です。

価格を決める要素としてはマイナスイオンの有無、アタッチメントの種類などがあります。

マイナスイオンに関してはドライヤーのところでも書いたように効果を実感するかどうかは人によります。そしてやっぱりパナソニックのナノイーを搭載したものは一気に価格がたかくなる傾向があります。

アタッチメントはやっぱり種類が多いほうが高くなります。くるくるドライヤーはヘアスタイルをセットするためのものなのでアタッチメントが多ければスタイリングのバリエーションが増えますし、価格の違いを実感しやすいかもしれません。

高くても1万円台半ばのものが多いですが例外として・・・

ダイソンは5万円も6万円もする高級機を販売しています。高いだけのことはあって細かな温度検知や高パワー、多彩なアタッチメントなど他社と違うと思わせるところが多々あります。

また、温度を細かくセンシングし調節することで髪の毛を必要以上に傷めないようにする機能なども搭載されており、こだわりがうかがえます。

髪をセットする目的ならヘアアイロンもありかも

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またドライヤーとは異なりますが、髪をセットするという目的であればヘアアイロンもあります。

ヘアアイロンの場合は設定温度、プレートの素材とコーティング、マイナスイオンの有無といったあたりが価格に影響してきます。

安い物は3000~4000円ぐらいからありますが、1万円以上する高価な物はヘアアイロンを滑らせたときの温度低下を素早く復帰させたり、プレートの温度を均一に保ったり、温度をセンシングして制御したりといった機能があったり、プレートが密着しやすい構造になっていたりと充実しています。

クルクルドライヤーよりも高温になるので髪が傷みやすいという弱点がありますが、クルクルドライヤーよりもしっかりと形を作ることができ、その形がとれにくいメリットがあります。

まとめ・ドライヤーで一番したいことは何か考えよう

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ドライヤーの種類はいろいろあって目移りしてしまいそうですが、いくら流行っていても自分に必要のない機能のものなら無理して買う必要はありません。せっかく張り切って高額な物を買っても使わなかったら宝の持ち腐れです。もしかしたら、安くて軽くて丈夫な物の方が自分に合っているかもしれません。

価格による機能の違いは様々ですが、生活要素に必要かどうかで見極めると自分に合った価格帯が見えてくるかもしれません。

ドライヤーは毎日使うもの、自分に合った使いやすいものが見つかるといいですね。

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